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主食バナナ 副食カナギチリメン [貧乏自慢]

人間国宝の桂米朝の「私の履歴書」を読むと
若き日!素寒貧(すかんぴん)で
まともな食事はできず
三つ10 円の腐りかけたりんごで
飢えをしのいでいたとあります。

そんなことは私なんかしょっちゅうですけどね。

先日!バケツ 1 杯のりんごを
200 円で買いました。

くだもの屋のおばちゃんが
「ジュースにしてや」
「ジュース用やで」と
なん度もなん度も繰り返しいっていました。

大きな責任を感じているようです。

いいじゃないの!
私が食べるんだから。
腐っているところもあると
承知で買っているんだから。

まぁ!重かったですね。

持っていたナップザックに
無理やり押し込んで帰っていたら
途中できゃしゃな紐がちぎれてしまいました。



バナナも好きです。
1 房くらい 1 度に食べていたこともあります。

ちょっと黒斑が出たくらい
過熟したのがいいですね。

外国産のくだものは
収穫後追熟するものが多いようですが
日本人はもぎたてのものを好むので
バナナももぎたてじゃないけど
まだ硬いものが売れるのでしょうか。

それで!青味がなくなってきたら
バケツにてんこ盛り入れて
投げ売りしたりしています。

それはいつもある訳じゃないのです。
最近!お目にかかりませんね。

なんていうと

「見つけたら買(こ)うてきてあげる」

と!大阪のいわゆるおばちゃんたち。

そしてすぐ 1 両日の間に
バケツ売りのバナナが次々に到来!!!

みなさん親切です。
あんがと!

ひと抱えに余るバナナが集まりました。
それもみんな色の変わり始めたバナナ。
急がなくては!

朝・昼・晩!主食はバナナ。

昔!バナナダイエットなんて
やっているといっていた美女がいましたなぁ。

そんなのんきなことを考えても
飽きてきます。ああ。



主食は当分確保。
副食を作りますか。

「カナギチリメン」が旬なのか非常に安い。

関西ではイカナゴを「カマスゴ」と呼びます。

小さなカマスゴを干したものを
カナギチリメンというのだそうな。
関西弁も大変!覚えることがたくさん。

ちょっと!おフランス風に。

カナギチリメンに
もらいもののレモンを絞りかけてみます。
もったいないので
外側の黄色いところも繊切りして混ぜます。

あのドケチの自称・高級割烹のおじさんが
そのときには
ぼんやりしていたのか!熱があったのか!
高価なしぼり立ての日本酒をくれました。

すぐ 2、3 合あおったのですが
たちまち悪酔いしたので
冷蔵庫に入れたままにしていた酒も入れましょう。

なんかねぇ!もらいものばかりの
恥ずかしい人生ですね。
本名を明かさないからいえるのかも。

さらに
醤油!ワインビネガー!米酢!オリーブ油!ごま油!
家にある調味料を端から入れて
塩味をみながらハーブ塩も。

パセリがないので庭(ベランダともいいますが)の
三つ葉と山椒の葉も切って混ぜて
少し寝かせます。



バナナのおかずにおフランス風カナギチリメン。
blogかなぎちりめん.jpg

フランス料理ではありません。
おフランス風ですので怒らないでくださいね。



(敬称略)

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