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雄岡山 雌岡山 [野道!山道!恋はけもの道!]

神戸電鉄の緑が丘駅で降車。
神戸市西区の雄岡山を目指します。

「雄岡山」は
「おっこさん」と
ルビを打たれている場合が多いのですが
私は「おっこうさん」じゃないかと思うのですが。

地元の人の発音もそう聞こえますが。

ちなみに大昔は
男牛山(おごさん)だったという説もあるそうな。
この漢字でそう読むとは、、、
なにがあるのでしょうか。

緑が丘駅の北側は三木市。
そちらには仕事やハイキングで
なん度かおじゃましているのですが
南の神戸市側に訪ねた記憶はありません。



雄岡山にも初めて登るような。

ああ!そびえていますね。
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なんか!イヤな気分。
気温の高い日。
しんどそう?!
弱気が頭をもたげます!根性がないもので。

それでも新緑の山に取りついたら
木漏れ陽の道をほぼ直登。
あっけなく!駅から15 分で征服。
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向こう側に下れば
10 分もかからずに舗装の道に出ました。
案ずるより産むがやすし。



ほぼ西に
同じようなまんじゅうの形をした山があります。
雌岡山(めっこさん or めっこうさん)です。
雄岡山を男牛山(おごさん)と呼ぶのなら
女牛山(めごさん)です。

離れたところからなら
2 山がブラジャーを置いたように見えるはず。
見えなかったらごめんなさい。

ブラの谷間を歩いて雌岡山に向かいます。
谷間に大皿池と金棒池が並んでいます。

雄岡山と雌岡山が競争したそうな。

棒を立てて
それを芯にして土を盛って
高さ比べをしたのです。

どちらもゆずらなかったのですが
突然!雄岡山の棒の先が折れて!勝負あり。

それで標高が
雄岡山 241m
雌岡山 249m で雌岡山の勝ち!
普通!雌雄があれば
大きい方をオスにするのにね。

そのとき折れた棒が
突き刺さった後にできたのが金棒池。
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まぁ!ずいぶん昔のことでしょうなぁ。
だれが見ていたのやら。

ちなみに弁慶が
金棒を両山に差し込んで盗んで逃げようとして
踏ん張った跡が金棒池だという人もいるそうな。

ホントに見たんか!?



雌岡山に登ります。

山頂はどこか分かりませんでしたが
山頂とおぼしきところに
神出(かんで)神社がありました。
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境内は遠く南の瀬戸内海に向けて開けています。
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形のいい木がありますね。
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ケヤキなんでしょうか。
自然にできたの?!



ぎゃっ!?
突然!目前に!モスラ?!

モスラの幼虫!

鼻の先!数センチ!
シャクトリムシが下がっていました。

帽子にシャクガの幼虫が 3 匹も!
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先日!福知山線の廃線跡で
ぶりっこしていたのかどうか
絶叫していた(拙ブログ2014/05/09
アラフォー(around 40)の
お色気女史を笑えませんね。

かの女が見ていなくて!
エかったぁ。



雌岡山をころがるように下りて車道に出たら
「日本標準時子午線表示柱」の石標。
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雌岡山の真南に
明石市立天文科学館があるのですね。

そういえば!先ほどの境内で
霞のかなたに明石海峡大橋があったような。



「行然庵」という店舗先で米をついています。
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まるで水車つきのように
ゆっくり杵(きね)が上下しています。


動力が水車の代わりに電動機ですね。

これはおいしいごはんが炊けそう。

昔!水車で玄米をついていたような。
もちろん!
おとながついているのを見ていただけですが。

遠い!遠い日!
五月の空がまぶしい。
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