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大比叡から延暦寺本坂を下る [野道!山道!恋はけもの道!]

比叡山の最高峰は
「大比叡」と地図に書いてあるところでしょうか。

848m 。
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小さなこぶのようなかたまりだけで
見晴らしも悪く!訪れる人もまれなようです。

最高峰のそばになんですか!?
大きなコンクリート造り。
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周囲にも上にも入口は見あたらず!
大きな水槽のような形?!

土だけの最高峰が古墳の土盛りのように
小さくぽこりとあるのと合わせて!
私には変な景色に感じます。

このコンクリート施設のために
最高峰を整地したのかも。
え?!ひどい!

間違っていたのなら!ごめんなさい。

その向こうに
鉄錆(さ)び色の塔があります。

錆びてはいません。
そんな塗装ですか。
朝日放送!関西テレビ!読売テレビ!
NTTなどの電波中継塔が並んでいます。



大比叡の上を
滋賀県と京都府の境界線が走っています。

滋賀県側に下り延暦寺に出ましょう。

だれも歩いていませんね。
寂しい林間に智證大師が休んでいました。
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急坂をころがりながら
この道を選んだことを反省しても!もう遅い。
朝から痛む右ひざをかばって歩いていたら
左のひざと足首を痛めてしまいました。

はは!道も消えてしまいましたね。
急斜面をやけくそですべって行ったら
比叡山ドライブウェイに落ちました。

バス停があります。

ん!もしや?!
バス停から坂道を降りたらやっぱり!
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坂本ケーブルの上の駅。



足も痛いし
気力もなくなったので
ケーブルで坂本まで降りましょうか。

あ!
860 円!高いなぁ。

これだけ出すのなら
延暦寺を拝観してから歩いて降りよう。
貧乏人は変なところで気力が湧きます。

しかし!寺男(門番?)のおじさんの顔を見たら
足が痛いのにアップダウンだらけの
堂宇から堂宇へと拝観するのも急におじけづいて。

「ごめんなさい!坂本まで下りたいので」
「境内を横切らせてください」

「拝観されませんか?」

「しません」

「全然!?」

「じぇんじぇん!」

「入山料!結構です」
「どこにも寄らず」
「すみやかにお通りください」

「伝教大師さまに感謝いたします」

はは!入山料 550 円が不要になりました。



根本中道を下に見て進みます。
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860 円を節約して
550 円払うこともなく、、、!
なにか買って帰りますか。

比叡山といえば定心房(じょうしんぼう)!
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やっぱり!「たくあん」と書いていますね。
「定心房」を大きく書いてくださいよ。

  「大師」は弘法大師に独り占めされた
  大根漬けは「沢庵」に人気を奪われた

なんて嘆かずに。(拙ブログ 2011/11/16



延暦寺表参道・本坂を下ります。
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法然堂を経由します。
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威容を誇る建てものが多い中
なにか!ほのぼの。
あ!拝観したらだめでしたね!

亀堂を過ぎたら舗装がなくなりました。
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谷に雪のように花が咲いていますが
足が痛くて!心に鑑賞するゆとりがありません。
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道は幅員があるのに!荒れています。
川原か渓谷のようなところもあります。

「丁石」が割れて道の真ん中にころがっています。
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表参道・本坂というのなら少しは整備しても
バチがあたらないのでは。

「猿」「熊」も出るらしい。
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この日は「サギゴケ」がたくさん咲いていました。
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道の真ん中にもあるのでまたぎます。
大変!
この花をまたぐと腫(は)れるのです。
大切なところが!

ま!山形の方のはなしですけどね。
拙ブログ 2008/05/13

日吉大社の横に降りてきました。
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ここが表参道の入り口のようです。
入り口は立派なのに!途中の荒れ放題は残念。

大比叡から 2 時間もかかってしまいました。
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