SSブログ

飛鳥の里のホウネンエビ [手のひらを太陽に]

今日は飛鳥(あすか)です。

「飛鳥」といえばこのあたり
明日香村を中心に
橿原市!高取町!桜井市なんかにわたる広域。

「明日香」と書けば明日香村を指します。

ただし!これは現在の単語の使い方で
歴史的にはいろいろな見方!解釈がありますが。

なんて!知ったかぶり。
延々としゃべり
しゃべっている私を見降ろしている
もうひとりの私があらわれて
ちょっと恥ずかしくなって赤面。

というのは!今日は「あすか」を知らないという
ハイキングのマドンナを案内しながら歩くのです。

マドンナといっても
アラフォー(around 40)のおね~さまたちの中で
たぶん年齢が 1 番お若いというだけ!
、、、だけじゃありません!決して!
ほんわか可愛いおね~さんです。



日本のふるさと・飛鳥には見るべきものが多過ぎて
しらみつぶしに案内していたら日が暮れますので
どんどん省略して進みます。

近鉄・橿原神宮前駅から剣池へ。
甘樫丘(あまかしのおか)に上って
明日香村をのぞみます。
blog01.jpg

丘を下って飛鳥寺の境内を横断し
蘇我入鹿の首塚の前から
今度は下から甘樫丘を仰ぎます。
blog02.jpg

修学旅行の生徒や
課外授業の児童やらと競いながら早足で歩いて
石舞台古墳に着きました。

梅雨なのに降りそうで降りません。
それでは屋外でいいですね。
私の指定席・石舞台古墳が無料で見られる丘に上り
ランチにしましょう。

あ!
視界で石舞台を抱くように
枝を伸ばしていた大木が切られています。
blog03.jpg

見晴らしがますますよくなってはいますが
大木に罪はないと思うのですが。



石舞台の内部に入ってみてください。

入場料 250 円。
それだけあれば発泡酒が 2 本買える!という
立派な価値観を持っているおじさんふたりは
入ってきませんが。

大きな石ですね。
blog04.jpg

発泡酒を飲むより感激しますがね。



ホタルブクロの花を見ながら歩きます。
blog05.jpg

振り向けば
丘の中腹に岡寺の三重の塔が見えます。
blog06.jpg

飛鳥の里は田植えが終わったばかり。
blog07.jpg

「ああああ!」

いつも同道の相棒の
アラフォー(around 40)の大年増!
いや!失礼!ちょっと見はきれいなおね~さんが
素っ頓狂な声をあげます。

たんぼは生きものだらけですね。
カエルですか?!

「違う!違う!」

四捨五入したら 70 歳になる
鉄人のおじさんがすばやくすくいあげます。
老いても手が速い(!)んです。
blog08.jpg

カブトエビですね。
まだ棲息しているなんて。
まだニッポンも捨てたもんじゃないですね。

え!?それじゃないって?!



「緑!みどり!」

ああ!
田んぼの中に待ち針の頭ほどの緑色がいっぱい?!

おね~さんは描く。すごい!
blog09.jpg

案外!動きが速い。
また!鉄人がすくいあげます。
blog10.jpg

ん?!
blog11.jpg

おね~さんの絵と同じ。

よく見えますね。

遠視が老眼になったと自慢(?)していますが。

私なんか
緑色の部分だけが点に見えるだけですが。
(上のたんぼの写真を見てください)

感心しながら
親愛なるおね~さんの
ああ!老化が進んでいることを嘆きます。



「ピロピロエビ」

「遠視老眼」がいいます。
どうも勝手に名づけているようですが。

「ホウネンエビ!」

これまた意外。
かりそめのマドンナの回答。
そう!ホウネンエビが正解らしい。

都会の中で
深窓の令嬢のような生活をしていると思っていたのですが
よく知っていますね。
彼女にも里山のあるふるさとがあるのかな。

私はこの生きもの!まったく知りませんでした。

野生児のように思われていますが
私の方が都会っ子かも。
(それはないでしょうけど)

緑色のエラのようなたくさんの足を動かしています。
横泳ぎ(?)もできます。
blog12.jpg

カブトエビと同じように
田植えと同時にあらわれて
稲が伸び出すと消える生態なのかも。

お局さまたちの絵心!知識!
里の生きものたち!
今日は感動ばかりしてしまいました。



聖徳太子生誕の橘寺を過ぎて
亀石を見て。
blog13.jpg

鬼のまな板と鬼の雪隠(せっちん)を経て
吉備姫王の墓で
いつものように相棒がはしゃぎます。

ここの猿石の男性に?!
blog14.jpg

男性と
はっきり分かるようにきざまれているからです。

最後はいつもの
発情大年増にもどって!よかった!よかった!
安堵しました。あは。
コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感