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山椒の青実ごはん [七面鳥六目半ごはん]

毎年多量に煮ていた山椒の青実。

もう欲しいという人もみんな遠くに行ったので
煮なくなって 2、3 年は過ぎたような。

今年は
山椒の青実のことも忘れていました。
このあたりでは 6 月の 10 日も過ぎれば
店頭から消えます。
もう 7 月ですから!影さえありません。

山中を放浪していたら
まだ青実をたくさんつけている木がありました。

もちろん!山の持ち主のものでしょうけど
ひとつかみだけ無断でもらいました。



洗い米に糸切り昆布と
カレー用に切って売られていた牛肉を入れます。

冷蔵庫の奥で長く忘れられていた
山椒の青実の醤油煮を
墨汁色の汁ごとすくって加えます。

炊飯器のスイッチが切れたら
失敬してきた青実を入れます。

ホントはアク抜きをした方がいいのでしょうけど
そのまま使いましたが。



昔の実は黒く
今年の実は緑色。
blog牛山椒.jpg

奥歯でガシガシと
新旧の多量の山椒の実をかめば
あああ!口中にキョーレツなしびれ!

唐辛子の辛さとは違う辛さ。
しびれがすごいですね。

こんな炊き込みごはん!面白いと思いませんか。



中国では女性の寝室を「椒房」というとか。

婦人の寝室の壁に
山椒の粉を塗り込める風習があるからだそうな。

中国のどこの地方のことかは知りませんが。

浅学にして恥をさらしますが
山椒は「婦人科」に
なにか効能がありましたでしょうか。

山椒の粉にむせたら
男性なら女性のふたの(腰巻)をはがせば治るらしい。
女性なら男性のふんどしを、、、。

よく分かりませんが
そっちの意味からきた「椒房」なんでしょうか。
賢姉・大兄に教えを乞いたい。

あ!?
いいです!強(し)いて知りたくはないです。



山椒の木は柿の木の下に植えるもの。
なんて思い込んでいましたが
教えられたものやら
自分で勝手に刷り込んでいるものやら。

結構!直射日光下で元気な木を見かけます。

陰樹であり陽樹でもあるのでしょうか。

陽と陰?!
また!なにやらよからぬ妄想が、、、。
いけませんね。
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