SSブログ

桃ケ池に浮いた変死体! 合掌 [手のひらを太陽に]

雨が降りつづく夕刻。

片手にトイレットペーパー 1 袋と
傘をいっしょに持って
自転車でよたよたと帰っていたら
パトカーに追いかけられ
前から逆走してきた消防車はさまれました。
blog91.jpg

わ~!
なん台きたの!?
blog92.jpg

反対側にもきています。



変死体が浮いた?!
わが家の庭(?)の桃ケ池に。

エラいことですねぇ!

大昔!早朝!ある私だけの秘密の漁場(?)で
浮いていた人を見たことがありますが。
水際にいるテナガエビをすくっていたとき。

そのテナガエビは気持ち悪くて
四万十川の清流のエビだとテキトーにいって
人にあげたと思いますが。

しかし!死体がない!?

誤報!?
いたずら?!

「通報された方!」
「どちらにいらっしゃいますかぁ?!」なんて
スピーカで呼びかけていたり。



雨の中でも少年がふたり
釣りをしています。
蓮池の蛇島の前の小橋の上。

現場はそこらしい。
blog93.jpg

どたばた走る「消防」と「警察」について行くと!
死体(!)が浮いていました。

にゃんこですね。

水にふくれたのか大きく見えます。

みんなが
かんかんがくがく(!)すったもんだいっているとき
死体が動き出しました。

少年のルアーにひっかかって引き寄せられてきました。

少年はあわてます!はは。

こんな
みんなが注視しているときに
ルアーなんか投げて遊ぶなよ。



この都会のまん中で
ネズミやヘビやイタチや
サギもキジバトもカモも生きていますが
みんな大変。

特に野良のにゃんこは可哀そう。

自分の意志で生まれてきた訳じゃありません。
それにたいてい事故で
短い一生を終わることが多いようです。



ある怠けもの。
口を動かすのも大儀。
餓死してしまいました。

そんなに怠けものなら
にゃんこに生まれ変わらせる!と
閻魔(えんま)大王はご立腹。

「大王さま!お願いがあります」
無精者はいいました。

「体全部を真っ黒な毛並みに」
「鼻だけ白い色にしてください」

大王がその訳を聞くと
「暗がりで寝ておりますと」
「ネズミが鼻を団子と間違えて寄ってきます」

「そこでパクリと食べれば」
「一生寝ておられます」

清の乾隆帝(1711 ~ 1799)の時代の
遊戯主人撰/笑林広記/松枝茂夫訳/にあった
はなしですが。

にゃんこは寝てばかりいる
怠けものと思われているのですね。



怠けものじゃないんです。
にゃんこも生きるのに大変なんです。

合掌。



(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感