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彼岸花の中 つくはら湖へ [野道!山道!恋はけもの道!]

神戸電鉄の箕谷(みのたに)駅の北に
下谷上農村歌舞伎舞台が残っています。
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古いものです。
天保 11 年(1840 年)の形のまま。
回り舞台!セリ!
花道のどんでん返しなんかがあるすごいもの。
今も使われているそうな。(拙ブログ 2013/04/22

ここから西に歩きます。
秋の日です。
彼岸花を見ながら。

裏六甲です。
あ!失礼!裏なんて!六甲山の北側です。
北側はほとんど神戸市北区です。
あなどるなかれ!(あなどる人はいないでしょうけど)
神戸市の 44%は北区なんです。
面積が!ですけどね。
人口は少ないですけどね。



赤い屋根の寺院がありました。
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成道寺。
元はわら葺きだったのでしょうか。

里は筆に朱墨をつけて振り回したように
彼岸花がどこにでも咲いています。
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空が高い。
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暑くも寒くもなく!風もなく
どうにか今日も生きていて!まぁしあわせか。
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おおむね!稲田は黄金色に輝いていますが
まだ青い晩生(おくて)
すでに刈り取られた早稲(わせ)と
いろんな顔をしている季節。



立派な三重の塔が見えます。
寺ではありません!六條八幡宮。
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神仏いっしょだった時代があったのです。
いっしょでいいじゃないですか。
むりやりくっつけたり!
有無をいわせず分けたり。

宗教と政治が干渉し合う世界は!私は嫌いです。
悲しい限り。
でも!世界に悲しくない人がいるのです。
日本は今でも
宗教家や宗教団体が口をはさんでいるような。
日本に民主主義は遠い。

それにしても
なんと!喬木に囲まれているのでしょう。
神功皇后のころからの歴史があるそうですので
古い樹木も残存しているのでしょうか。



もみがらのピラミッド。
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ど根性彼岸花。
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あ!?
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どこかしら上品な雰囲気。
新種発見?!

今!しみじみながめると
ただ!コンパクトに咲いているだけの
ようでもありますね。

このなん度もぶつけて
カタコトと鳴るコンパクトカメラも
たぶん!「赤」を強調させる設定にしたら
もっと朱が濃く出たのでしょうけど。
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菊!青い田!黄色い田!彼岸花!家並み!山!
肉眼では押し寿司の断面のように
おいしかった!いや!きれいだったのですが。



千年家(箱木家住宅)に着きました。
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日本最古の民家だそうです。
14 世紀から増改築してきて!江戸時代のまま。

それより私には
庭のたわわななつめ(棗)の実が気になりますが。
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つくはら(衝原)湖に着いたのですね。
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右岸のサイクリングロードを歩きます。
もの足りないくらい苦もなく歩ける
舗装された幅員のある道です。

ランチにしましょうか。

あ!水がない!?
ない!
水を飲んでいたとき
バッタがやってきたのです!たしか。
バッタを追いかけて進み
水をその場に置いてきたのかも。

なんにもない!
つくはら湖には店舗も自販機もトイレもない。

ランチは抜きます。

こんなところでよく暮らしていますね。
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毛虫の兄弟が
ウルシ科のヌルデの葉を重ねて
家を作っていました。
かぶれませんか。



つくはら湖を横断する
つくはら大橋が見えてきました。
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上をくるま!
下を人が通っています。
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あれ!?
近づくと
橋は上下に重なっている訳じゃありませんでした。
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上の車道は山陽自動車道でした。
珍しい形の橋脚ですね。
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左岸に渡り!さらに西へ行けば
遠く向こうにダムが見えます。
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呑吐(どんど)ダムというのでしょうか。
志染川(しじみがわ)をせき止めたのですか。

それで三木市と神戸市北区にひろがる
広大なつくはら湖が誕生したのですね。

それにしても!
こんなに水があるのに!

水が飲みたいよ~!

C.C.レモンでも発泡酒でもいいよ~!
冷えてなくてもいいから。
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