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御堂筋彫刻ストリート 東側 [昼定食]

地下鉄・心斎橋駅から
東西に走る長堀通りに出ます。
南北に延びる御堂筋が直角に交差しています。
お天気がいいので北に向かって歩いてみます。

御堂筋の公孫樹(いちょう)はまだ青い葉のまま。
銀杏(ぎんなん)は落ちている季節ですが
たぶん!大阪市が夜中に拾っているので
実の落ちた跡だけが舗道に残っています。

大阪市が拾得してネコババしている訳ではありません。
その匂いが市民に嫌われるのです。

大昔は銀杏の入札があったようです。
しかし!排気ガスなんかの環境の悪化で
変形の実が多くなったのと
夜間の労働力に見合う収穫がのぞめなくなり
大阪市が落とすから
市民が拾ってくださいという制度になったと
聞いたことがありますが!果たして。

今じゃそれも関心をひかず!ゴミあつかいですか。



ここから淀屋橋まで彫刻が並んでいます。
「御堂筋彫刻ストリート」と名づけられています。

さっそく!ありました。
リン・チャドウィック作/少年と少女。
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人やら立てかけた傘やら!私には分かりません。

次は私でも知っている人!?
オーギュスト・ルノワール作/ヴェールを持つヴィーナス。
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平成 5 年(1993)にここに設置したとか。
でも!遠い日の人の作品。
あらたに製作を依頼した訳じゃないですよね。
それに!まさかホンモノを路上に置いておけないでしょう。
すると!レプリカなんですか。
エスキース(esquisse)?試作品?!

フランチェスコ・メッシーナ作/ブレンタのヴィーナス。
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ヴィーナスがつづいています。
イタリアのブレンタ川に遊ぶ少女だそうです。
モデルはどうしたのでしょう。
うっかり!少女に頼めば淫行で捕まりますよ。


舟越保武作/道東の四季-春。
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北海道に飛びました。

淀井敏夫作/渚。
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アントワーヌ・ブールデル作/腕を上げる大きな女。
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女性がつづきます。

桜井祐一作/若い女。
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これは大きな作品です。
大きさはまちまちなんですが。

着服した女性ばかりつづきますが
女性はやはり
ぼんきゅっぼんと
少しはデフォルメ(deformer)された裸体の方が
芸術的なような。
変な意味ではなく。

フィリップ・キング作/火の玉 No.1 。
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正午です。
ランチの時間ですね。

お!?
「500 円昼定食 ご飯お替りどうぞ」!
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安もの好きな私向き!
「やぐら」の 8 種類の 500 円(税込)昼定食から
「蒸豚」というものを。
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あんまりお得感はなかったのですが
ごはんをたくさん食べる人はいいかも。



朝倉響子作/ジル。
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佐藤敬助作/陽光(ひかり)の中で。
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高村光太郎作/みちのく。
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あの有名な十和田湖畔の裸像ですよね。
だいぶ!小さいけど。

これ!「みちのく」という彫刻でしたか。
「乙女の像」じゃないんですか。

佐藤春夫作の小難しい歌詞の
本間千代子が歌ったのは「湖畔の乙女」!
光太郎がこの像に
「立つなら幾千年でも黙って立ってろ」と
呼びかけた詩は
「十和田湖畔の裸像に与ふ」でした!たしか。

どこにも「みちのく」は出てこないような。

中村晋也作/姉妹。
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前が姉だそうです。ホントーです。

エミリオ・グレコ作/座る婦人像。
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アントワーヌ・ブールデル作/休息する女流彫刻家。
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清水多嘉示作/みどりのリズム。
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淀屋橋に着きました。
これで東側全部。
西側はまた後日に。



(敬称略)


(追記 西側は拙ブログ 2014/10/30
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