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どんぐりごはん 2 [七面鳥六目半ごはん]

先日のどんぐりの渋抜きでは(拙ブログ 2014/10/25
形が崩れてしまいました。
どんぐりパウダーを作るのでしたら構わないのですが
なんとか丸のままで渋を抜きたい。

とはいうものの!
だいたい!なにを抜こうとしているのか。
苦味なのか!渋味なのか!えぐ味なのか。

成分を深く知りたい訳じゃありませんが
水に晒(さら)すだけで抜けるものがあれば
アルカリ性の水でないと効率が悪いものの両方が
あるのかも知れません。

栃(とち)の実の渋抜きは
草木灰と清水の両方で長時間かけていますので
やはり!性急に
重曹水でなん度も煮るだけではうまく行かないのかも。

身が崩れるだけです。



どんぐり渋抜き再挑戦です。

クヌギ(櫟)のどんぐりの皮をむいて
やっぱり!重曹をふりかけた水で加熱します。

沸騰したらすぐ火を止めて
そのまま冷ましておきました。

それから!流水に晒(さら)したのですが
数日くらいでは渋いままです。

水に重曹をふって放置してみます。
お!水だけと違い
うっすらと茶色に変色してきています。
blog01.jpg

1 日に 1、2 度清水を取り換えたり
ときどき重曹をふったりで
半月くらい経ったような。

かじってみると
気のせいか!渋味が薄くなっています。



これを茹でても短時間では硬いまま。
といっても長時間かけると
せっかくのどんぐりの形が崩れてしまいそう。

蒸してみました!
45 分くらいかな。

それを砂糖水で軽く煮てそのまま放置。
翌日!砂糖を足してまた加熱。
また翌日も!翌日も。
マロングラッセを作っているみたい。

お!いい感じ。
塩味をつけよう。
そのとき深夜だったのです。
濃い口醤油をどぼどぼ入れて煮てしまいました。
塩を加えるつもりだったのですが
半分脳みそが活動していなかったみたい。

真っ黒いどんぐり煮ができてしまいました!ああ。



煮干しの頭とハラを取って洗い米に入れ
酒と醤油を加えてごはんを炊きました。

炊飯器のスイッチが切れたとき
どんぐりを入れて蒸らしました。

1 か月近くかけた待望のどんぐりごはん。
blog02.jpg

ま!変わった味ですが
これはこれでまずくはないと思うのですが。

しかし!
もう 1 度!挑戦したいような気分。
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