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勝尾寺の秋 箕面にサルがいた! [野道!山道!恋はけもの道!]

勝尾寺(かつおじ)は
大阪府箕面市の山中にあります。
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近そうに見えるのですが
結構交通不便なところにあります。

紅葉の季節です。
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山門をくぐると
池に霞が流れています。

ふり返る山門の扁額には「勝王寺」とあります。
寺の創建は神亀 4 年(727)だそうですが
清和天皇(850 ~ 881)から
「勝王寺」の寺号をもらったものの
ひかえて「勝尾寺」と号しているとか。

色づきじゃなく
色気づいた(失礼!)おね~さん方に導かれて
正面の石段を上ります。
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多宝塔は遠くからでもよく見えます。
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勝ちダルマ奉納棚!?
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境内にはダルマ(達磨)だらけですね。
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大師堂だそうですが
ダルマの飾り棚じゃないと思うのですが。

勝尾寺は「勝運(かちうん)の寺」
「勝ちダルマの寺」だとか。
寺のリーフレットに
「あらゆる勝負の願いごとに参拝者が絶えず」
「勝ちダルマを授かり勝運をつかんだ人々」は
計り知れないとのこと。

境内のスピーカから般若心経が流れていますが
ま!なんというか!驚くべき!現世利益!
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このダルマ!思ったより重量があるのですね。
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不安定なところでも少々の風にも平気のようです。
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あんまりにぎやかなものばかり見ていると
お堂の陰の小さな紅葉が愛(いと)おしい。
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ね!ワタクシ!結構繊細で心やさしいでしょ!
だれも知らんけど。
ま!こんなこというなんて!
ヤキがまわっている秋です。

柿の葉は散って寂しい。
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「サル(ニホンザル)の群れに囲まれました」

箕面大滝からひとりで上がってきた
小柄なおばちゃんがいいます。

サルがいるのですか。

大阪の人!特にご老体は「箕面」といえば「サル」
「サル」といえば「箕面」と反射的に即答しますが
私がこの山を知ってから
1 度も遭遇したことはなかったような。
サルやシカの
気配を感じたことはあるかも知れませんが。

餌づけしたサルが増え過ぎて
猿害が顕著になり
「サルを自然に帰す運動」を
30 年以上前からしていたのじゃなかったですか。



またサルがもどってきたのですか?!
もともと近くにいたのに
気づかなかっただけですか!?

面白い!
サルに会いに行きます。

ダンプカーがなん台もうるさく
山中のくねくね道なのに
猛スピードで通り抜ける横を
南西に歩いて政の茶屋跡
東海自然歩道の西の起点へ。
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ここから車道を離れて林道に。
紅葉の中に確かに
サルらしい声がこだましています。
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罰金 1 万円!
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箕面市ではサルにエサを与えると
罰金をとられるのですか?!

ついに遭遇しました!林道で。
サルの一族に!

が!
クモの子を散らすように
サルにクモというのもボキャブラリィ貧困ですが
逃げ出してしまいました。

おい!お~い!
失礼じゃないの!?
先ほどのおばちゃんにはあいさつをして
あいさつをしにきたものには冷たいじゃないの!

カメラのスイッチが入ったときには
殿(しんがり)の1 頭だけ。
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サルはヒトの善人悪人の区別ができるのかも!?
サルに嫌われて!寂しい。

林道から山道に入ります。

雲隣展望台。
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臭い!
展望台や周囲に糞だらけ!
たぶん!サルのもの。
サルのトイレになっていました。

それから箕面大滝の方へ下ったのですが
まったく鳴き声も
気配さえも消えてしまいました。
よほど私から離れたかったのかも知れません。



お!サルがいました。
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阪急箕面駅前で
投げ銭で芸を披露していました。
頑張ってね。
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