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なんきんカボチャづくし [いも!たこ!なんきん!]

先日!ハイキング中に買ったカボチャを
ころがしたまま。(拙ブログ 2014/11/20
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日持ちはするとは思いますが
念のため早く食べておきましょう!
明日のことは分からないから。はは。



カボチャを切って塩をまぶして少しおいてから洗って
洗い米に入れ
煮干しの頭とハラを取って入れ
赤ワインと日本酒をどぼどぼ加え
塩を振って炊きます。

煮干しもワインも思いつきだけで
深い考えはありません。

色気がないので
庭(貧乏人家ではベランダともいいますが)の
パセリと黄菊を振ったら
ちょっとあやしげになりました。
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惣菜も作らねばなりますまい。

カボチャを大きく切って
やっぱり塩を振っておいてから
やっぱり塩を洗い流してから
蒸しました。

蒸したカボチャを荒くつぶしながら
マヨネーズを混ぜてから
カマンベールチーズと青ネギと
かつおぶしを加えました。
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少しだけ醤油を振っていただきます。



もうちょっと料理らしいものを。

吉兆(吉の本字は土に口)創業者の
湯木貞一(1901 ~ 1997)流の
「栗なんきんの油煮(だ)き」なんかどうでしょう。

カボチャの地方名は無数に存在しますが
「なんきん」は関西風の呼称。

その「油煮き」はまず
細めに切って
かつおだしに味醂を入れて煮るようにといいます。

あのカボチャの
鶴首状のところにはまったく種がありません。
輪切りにして
身が崩れないように皮を残したまま煮てみます。

中華だし(顆粒)があったので使います。

粗熱を取ってから
フライパンにオリーブ油を入れて焼いて
醤油を振りかけました。
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胡麻をトッピングしたものの
「栗なんきん」じゃないから
身があまりにも柔らか過ぎるような。



蒸したカボチャに
缶詰の小豆(あずき)煮をかけてデザート。
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ん?!

聞き書 岐阜の食事 奥揖斐(徳山)の食に
「なんきぼおれ」という
ごはんが記述されていました。

小豆とカボチャの炊き込みごはんのようです。

カボチャを「なんき」と呼ぶのですね。
関西・西日本の「なんきん」の仲間かも。



(敬称略)
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