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おみくじは旧弊?! [小市民ぼうちぎり]

獅子舞が踊って
おみくじを引いてくれます。
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京都は錦市場の端っこの
錦天満宮のおみくじ。

アラフォー(around 40)のほんわかおね~さんは
「大吉」をあてました。

昨秋から「大吉」ばかり。
「安産」もばっちり!

喜んでいると思いきや
「これで運を使い果たした!」なんて!
なんですか!変なの。

そういえば
初詣で「大凶」のおみくじを持って
「これからは上り坂ばかりになるはず」と
喜んでいた人がいましたね。

「大吉」でしゅんとなり
「大凶」でばんざい!
もう!どちらかどうなのか!よく分かりません。

それなら!引くなよ!おみくじなんて!

高いおみくじを引くより
そのお金で発泡酒でも飲んでいた方が
精神衛生上!いいとは思いませんか。



毎朝 8 時 15 分。
鐘(?)の音が聞こえます。
365 日聞こえているような。

近所の教会か
その付属の学校かからでしょうか。

木下杢太郎の「ねざめ」という詩を思い出します。

  信心なんぞは無いんだがーーいつも朝
  あの鐘の音とお経の声が聞こえると
  でもねえ
  何かかう
  罪深いやうにも思ふのよ
  わたしやよつぽど旧弊(きうへい)ね

「旧弊(きゅうへい)」ですか。
(旧弊は原文では旧字)

小さなことで
迷信じみた自分だけのゲン担ぎをするんですか!
日本人は。

私もあの鐘の音が少し気になるんですよね。
ま!未明までごそごそしていて!
明るくなるころ寝たら!
8 時 15 分に起こされて
それで!気になるのかも知れませんがね。あは。



夜の街角で
ハイキングの相棒を数年務めてくれた
アラフォーのおね~さんにばったり。
半年ぶりかな!
長いときが経ったような気がするけど。

少し体調がいいから出かけているとか。
でも!
いつも全身にまとっていたお色気がありません。

「初詣!初詣していないのよ」

しんどいのじゃないの!?
もう 1 月も終わりますよ。
旧正月に昼間元気なときに行ったら?!

「行っておきたい!今月中に」

山阪神社(大阪市東住吉区)までつきあいます。
こんな形でウォーキングを再開するとは
夢にも思いもしませんでしたが。

なにを祈っているのやら。
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暗い!こわい!もう帰ろうよ。

「十日戎(とおかえびす)にも行けなかったよ」

はいはい!どうぞ。
ここは八日戎ですけど「えべっさん」です。
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これも「旧弊」というのかな。



「おしっこ」

はいはい!
神社に隣接の公園の中にぽつんとある
寂しいトイレへ。

「しっかり見張っていてよ」

だれが襲いますか!

ああ!思い出せば
ハイキングで大勢さんを誘導するときには
トイレの確保に気をつかいましたね。

ランチ場所にも腐心しました。
雨天時に逃げる場所も!です。

小人数ならなんとかなることでも
数がいたら大変でした。

よく手助けしてくれて!
ありがとうございました。
面と向かってはなかなかいえなかったので
今!トイレに手を合わせていますよ。



(敬称略)
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若草山焼きの日 [南都有情]

飛火野(とぶひの or とびひの)です。
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鹿が芝刈りして雑草を退治しているので
なめらかな丘です。

向こうに見える枯草色の山が若草山。
私は三笠山と呼びたいですが。

右の方に
春日大社のご神体の御蓋山(みかさやま)があるので
紛らわしいから
若草山でいいのかも知れませんが。

冬にホルンを吹いて鹿を寄せるあたりで
大きな焚き火!
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「春日の大とんど」だそうな。
「注連縄(しめなわ)のお焚き上げ」ともいっています。
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今日(2015/01/24)の夕方
この火を若草山に運び!山焼きをするのです。



春日大社に向かって歩いてから!若草山に着きました。
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なにか騒いでいます。
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「鹿せんべい飛ばし大会」ですか。
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20m 30m 以上投げたら景品が出るのかも。

あれ!?
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フツーの鹿せんべいより
かなり大きなせんべいを投げているのですね。



松明(たいまつ)かな。
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これに御神火を移し!点火するのでしょうか。

少し上がったところに人が並ぶように座っていますが。
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あのラインから向こうは立ち入り禁止。
立ち入り禁止の中に
キャンプファイアのような
薪(たきぎ)の山がありますね。
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どうやらこのあたりから燃やすようです。

このときは午後 3 時。
この連中はいつから場所取りしているのでしょう。

後からきた人がすき間に割り込もうとして
トラブルが起きています。

なんの権利があるのか鬼の形相ばかり。

私も写真を撮りにきたのですが
こんな下品な連中と
同じ仲間になりたくありません。
なんてね!
身のほど知らずの格差感覚がもたげます。はは。

もっとも!
カメラがすでに格差感覚。

私のカメラは
ジャパネットたかた(Amazon.co.jp だったかも)で買った
2 万円ばかりのもの。
ここにたむろしている老爺老婆たちのそれは
私の 3、4 か月分の生活費をゆうに越える機材ばかり。

ま!機材ばかりがよくてもね!
センスがなければどうにもならんでしょ!

帰りましょう。



奈良県新公会堂まできて振り返れば。
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このあたりからでもよく見えるのですが。

これから人が寄るのかどうか知りませんが
今は閑散ですね。

氷室神社から。
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ちょっと周囲がうるさいかな。

奈良県庁の屋上からならよく見えるでしょう。

あれ?
今日の県庁は
抽選で当たった人だけが上れるのだそうな。

もういいや!近鉄で帰ります。

車窓に平城宮跡が見えます。
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あそこからでもよく見えますが。
そんなに人が出ていないようですね。



そんな訳で
若草山焼きの画像はありません。
TVなんかのニュースでご覧あれ。
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京都のへそ Tawawa新風館のバイキング [たべほ!ブフェ!バイキング!]

京都の「へそ」です。
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六角堂(京都市中京区)に
「要石(かなめいし)」とか
「へそ石」とか呼ばれている石があります。

元はなにかの礎石でしょうか。

「きゃああ!」

同道のアラフォー(around 40)のおね~さんが
中学生のような黄色い声をあげ
逃げ出してしまいました。
小柄な人はいつまでも可愛いですね!声だけは。
あ!みんな可愛いですよ。

ドバトが図々しい!
ここのドバトもご多分に漏れず
あんまり広くもない境内にわがもの顔。
かたまりになって!やってくるのです。

おね~さん!ドバトは嫌いなんですね。
だれにでもやさしい
ほほえみの人だと思っていましたが
嫌いなものがあるんですね。

ドバトの厚かましさには動物好きの私も閉口し
殺意を覚えますもんね。
共通のものがあり!よかったです。
どういいのかよく分かりませんが。



よく見てください!六角堂ですよ。
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もう!近づきたくありませんか。
では!上から見ましょうよ。

横のビル(WEST 18)のエレベーターに乗せてもらうと
ほら!六角堂を上からのぞめますよ。
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六角を「六根清浄」なんていう人もいますが
あとづけの理屈みたいに思ってしまう
バチアタリの私です。



ランチにしましょうか。

朝食していないのなら
おなかいっぱいお食べください!ご自分のお金で。

近くにある新風館というビル。
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回廊式の古い古いビルです。

3 階の
「京野菜ダイニング Tawawa 新風館」なんていかが。
実は前から知っていたのですが
入店する機会がないままだったので
ここにしてくれませんか。
ずるい考えですみません。



メイン料理とソフトドリンクを選んだら
副菜はバイキング!食べ放題税込み 1,300 円です。

この日のメイン料理は
「豚肉」と「魚」と「パスタ」がありました。

おね~さんは「ローストポーク ゆずあんかけソース」
私は「魚」で!タラのフリット。
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おかゆとスープでいただきます。

ピッツァは数種類ありました。
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ソフトドリンクはリンゴジュースを選びました。
おね~さんは 300 円プラスして
生ビールを飲んでいました。

京野菜はたっぷりいただきましょう。
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この日は種々の大根がありました。

天然酵母パンも食べますよ。
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フレンチトーストがおいしいとかで
みなさんお待ちになっていましたので
私も待って
トマトと海草とともにいただきました。

待っている間におなかが空いた(?)ので
白いごはんに
きんぴらごぼうをトッピングして食べましたが。

情けないかな!食べ過ぎて
夜ごはんが食べられず
ハイボールを 2 杯飲んだだけで寝てしまいましたが
やっぱりたくさん食べていた
おね~さんは大丈夫だったのでしょうか。
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悲しみの坂乃茶屋から石舞台へ [野道!山道!恋はけもの道!]

新年早々(たぶん風邪ですが!)
数日ダウンしていました。

夢にアラフォー(around 40)のおね~さんが
出てきました。
初めてのことです。

ここ数年!ハイキングや小旅行等「アウトドア」の
私の企画した遊びには
いつも片腕になって活躍してくれた人。

半年前から姿を見せなくなった人。
思えば唐突にやってきて!突然消えましたね。

恋多き人でしたから!
だれかの腕の中にぶりっ子して
子猫のようにおさまっていればいいのですが
体調を崩しているらしい。



“元気出して!”

私は夢の中でかの女にいいました。

“京都のコロナに玉子サンドを食べに行きませんか”

「それより!岡寺のにゅうめんが食べたい」

夢はそれだけ。

目覚めれば
京都の洋食店「コロナ」(拙ブログ 2010/03/25)は
すでに閉店しています。
オーナーシェフがご高齢でしたから。

「岡寺のにゅうめん」とは
奈良の明日香村の岡寺の門前の
「坂乃茶屋」のことですね。

半世紀前からご夫婦が営業している茶店。
おふたりとも 80 歳代のはず。

こちらも!もうなん十年もつづけられないでしょう。
早く連れて行ってあげたいもの。
あ!夢の中のおね~さんを!ですが。



明日香村の犬養万葉記念館前の郵便ポスト。
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ポストじゃありません!書状集箱だそうですが。
この角から東へ岡寺につづく上り坂が始まります。

すぐ!「産の宮」という
小さな祠(ほこら)があります。
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いつかこの前で!
その「アラフォー」が踊っていましたね。
いいことがあったときでしょうか。
あれからいい出産でもしたのでしょうか。

メールしてみます。
“ご気分!いかが?”

「立ちあがるのも!歩くのもしんどい」

大変ですね。
笑いも消えているようですね。
ここはなにか笑えることを。

“切迫流産ですか!”

「笑えない冗談をいうな!」

怒られました。



ずっと上り坂がつづきます。
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岡寺の参道でしょうね。
でも!いくつか岡寺ではない寺院もあるようです。

大きな読経が聞こえます。
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小さな寺ですが(失礼!)
「天智天皇 岡本宮 御遺跡」とあります。
すごいところですね。



山の上に岡寺の三重塔が見えてきました。
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あ!?
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これは?!
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「坂乃茶屋」が消えていました。

焼け跡だけ。
生々しい。
今!焼けたばかりのように。

この正月(2015/01/02)に火災があったらしい。
私が夢に見たのはその直後だったのですね。

ことばに出ません。
アラフォーのおね~さんにはなにもいえません。
夢の中と現実の説明も難しい。



力が抜けてもなお上ります。

飛鳥の周遊歩道を通りたいのですが
なぜか通行禁止の「とうせんぼう」だらけ。

構わず進めば冬枯れの棚田の中。
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だれも歩いていないから
よけいに清々しい。

石舞台古墳を見おろし
なにも考えずに風に吹かれます。
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頭を空にして座っていたら
坐禅になるのでは。



すぐに殊勝な思いは解けて
石舞台古墳の西隣の
土産もの店「明日香の夢市」の 2 階の
農村レストラン「夢市茶屋」へ。

雑炊 540 円税込み。
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黒米が入っていました。
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大きな窓からの日差しがあたたかい。

いろんなことがありますね。

アラフォーのおね~さん!
ごはん!なにか食べているのかなぁ。
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冬の京都御所 [平安京有情]

京都御苑です。
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広いです。
松と砂利(じゃり)ばかりです。
あ!砂利などと
下衆(げす)なことばはいけませんか。
白砂の世界です。

冬は松と砂利ばかり目立ちますが
広い園地には花のきれいな木も多いはず。
早咲きの花梅が咲いていました。
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京都御苑の中の京都御所に参ります。
御所にはいくつか門があります。
それぞれの身分によって
使える門が決まっていたようです。

アラフォー(around 40)のおね~さんは
清所(せいしょ)門から入場していただきます。
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ふらちものですから。

「え!?」

日夜!オトコをたぶらかしているのを
世間は知らないと思っているのか!?

「日夜!不謹慎なのはあなたでしょ!」

逆(さか)ねじを食わされました。
今日は手ごわいぞ。
それはともかく!シモジモのものは
一番格下の清所門から入ります。
御所は桧皮(ひわだ)葺(ぶ)きが基本ですが
清所門だけは安価な瓦屋根です。



御所の中もやっぱり松と白砂です。
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御所の南の端
右に正門に当たる建礼門
左に正殿に入る承明門。
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春と秋の一般公開時には
佃煮にするような多くの人がひしめいていますが。

承明門越しに見えるのが
正殿の紫宸殿(ししんでん)ですよ。
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紫宸殿の前には左近の桜!右近の橘ですね。
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平安時代の初期までは
「左近の梅」じゃなかったですか。
ということは!そんなに古い様式でもないのかな。

橘を囲っていますね。
風除けしなければ枯れるのでしょうか。



こんな垣!私好み。
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萩の枯れ枝で作ったのでしょうか。

清涼殿の庭。
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これで夏が涼しいのでしょうか。
冬は寒々です。

蹴鞠(けまり)の庭もやっぱり小石だらけ。
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御内庭(ごないてい)にも水があります。。
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池というより小川かな。
曲水の宴をしていたのかも。

常緑針葉樹は松ばかり気になっていましたが
杉も桧もありますね。



御上段の間は廊下の入り口から高いのですね。
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中段!下段と低くなっているのが面白い。
あたり前といえばあたり前ですが。

1 周 1 時間でした。
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一般公開のときには
人波にもまれて
あっという間に押し出されてしまいますが。
粛々と歩きたい人には
冬の京都御所!おすすめです。
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