涙のお初天神 なごみ庵のワンコイン

露天神社（つゆのてんじんじゃ）です。


大阪市北区の曽根崎警察署の近くです。

創建は 700 年だといわれていますが
菅原道真が大宰府に流される（？）途中に
ここで涙を流したら
梅雨になったとか！ならなかったとか。
だから露天神社。

ま！あまり人にはいわないでください。
そんな説をいっていた人は口先男でしたから。

普段は「お初天神」とよんでいますけどね。

近松門左衛門作の人形浄瑠璃
「曽根崎心中」で有名な場所だから。

実際に！ここの森で
（もっとも森は今ではネオンの原色の林ですが）
お初と徳兵衛が心中したのですね。

「曽根崎心中」の
「お初」はきれいな人だったようです。
写真は残っていないですけどね。

絵馬には顔の輪郭と髪だけ刷られています。

顏の造作は「美しく」自分で描くのです。
美しく描かねばなりません。
その理想の顔になるように祈るのですから。

あ！？
絵馬にカメラを向けると
カメラのエンジンが「顔認識」しますね。


相当不器量な！
ま！絵が下手な絵馬のそれにも認識します。

カメラは不細工な人間も
人間と認識しているのですね！あたりまえですが。



曽根崎お初天神通り商店街を通り抜けて
阪急東通り商店街。


大阪にきたときには
よく通っていたはずなんですが
なにか新鮮。

そのときには特定の店にだけ
わき目もふらず行っていただけなんでしょうね。

今！尾羽うち枯らして
暇で！行くあてもなく！
きょろきょろと挙動不審に歩けば
初めてきたような感覚。

ランチどき。
日替わり定食 500 円（税込）。


いいじゃないですか。
入店して座って注文すれば。

「日替わり定食？！ここにはないよ」

最初はなにをいっているのか
理解できませんでした。

「2 階」とも。

階段がないじゃないの？！

「外！」

けんかになりそうになりました。

あは！
看板は 2 階の店舗だったのですね。
飛び込んだ 1 階は別の店でした。
すみませんでした。



階段を上がれば「なごみ庵」がありました。

今度こそ！日替わりを！

私の座った席の横に
人がうるさく群がります。


ごはんと味噌汁は自分で好きなだけよそうの？！

きざみ海苔（のり）が！？
よく分からないけど！
お金のうちなら！取ってきましたが。


かつお（鰹）のたたきだったのですね。

海苔をごはんに敷いてかつおをのせて
「丼」を作って食べるのでしたか。

田舎ものには勝手の分からぬことばかり。