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捨てる ほかす 鞍馬川哀れ [礼節も人のうち]

桑の実のうれるころ。
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木によって大きさが違いますが
どの桑の実も好きですよ。



「タバコをほかさないでください」ですか。
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「捨てる」ということば。
今でも各地に方言が残っていますね。

大阪の人は「ほかす」といっています。

ゴミを「ほかす」とか
恋人を「ほかす」とか使っています。

ここは京都の洛北の山中。

静原小学校の児童も
「ほかす」を使っていますか。

ん?!
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「ゴミはすてずにもってかえろう」

「捨てる」も使うんですね。

たぶん各地でもこのように
昔からのことばと
標準語(!)の両立てなんでしょうね。



しかし!
大阪の人はかたくなに大阪弁で通すような。

大阪弁が標準語だと思っている人が多いのかな。

先日もマレーシアの観光客に
なん人かの大阪人が
「ごんぼ」とか「こいも」とか「かしわ」とかと
教えていましたが。

マレーシア嬢はスマホで変換していましたが
なかなか意味が通じません。

どうして「ごぼう」とか「さといも」とか
「鶏肉・とり肉」とか
変換しやすいように教えてあげないの?!

そのとき牛肉のフライを「カウ」と教えていた
英語の教師もいましたが。

カウ(cow)ねぇ!まんざらでもないですかねぇ。

大阪人は怖いもの知らず。



あ!?
今!思い出した大阪弁。
「関東煮(かんとだき)」は
唯一(?)死語になりつつありますね。

土着の相当なご老体でも
「おでん」なんていっています。

大阪にも標準語が少しは浸透してきたのでしょうか。

大阪弁といっても
「船場ことば」なんかじゃなく
周辺の河内弁のようなことばとか
泉州弁みたいないいまわしが
幅をきかせているようですが。

はなしが澪(みお)をますますはずれますが
気の遠くなるほど大阪に棲息していて
まったく大阪弁も河内弁も使えません。

「あんた!どこからきたの?!」なんて
今日も聞かれましたぞな。

知らない人と
戸籍調べの会話はできません!大嫌いです。

「おフランス人です」といっておきましたが。



閑話休題。

洛北・鞍馬川に出ましたが。

アマゴか
ヤマメの棲んでいそうな清流がのぞけます。

なんですか!
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この源流のような川がゴミだらけ!
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くるまで大量に積んできても
谷底にめがけて捨てやすいのですね。
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あちらにもこちらにも。
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生活圏の上流を汚すとは!
天につばするとはこのことでしょうか。

「こら!ほかすな」
「ゴミすてるな」
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「ほかす」と「捨てる」
両方書いていますね。
よその人にも分かるように。



そんなことに感心している場合じゃありませんね。

こずるい人が増えたのでしょうか。
だれでも多寡に関わらず
厚かましい!利己的な考えはあるのですが
なかなか実行しないものです。

堂々とこざかしいことをしても
それで生きて行ける時代。

こんな日本にだれがした?!



さっきまでおいしかった桑の実!
ゴミに汚染されているのかと思えば、、、!
ああ。
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