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屋上屋を重ねて!麦めしとろろ汁 [昼定食]

京阪・中書島駅は
文字通り島の中にありますが
あんまり島という認識がないですね。
陸つづきと変わりません。

その昔は大きな遊廓だったようですが
まったくその名残りがありません。

私も
西口克己の長編小説「廓」で知ったぐらい。
西口はこの街の遊廓の息子として生まれたので
遊廓や娼婦の闇の部分を詳細に書けたようですが。

といっても!大昔に接した本ですので
今!内容を全然覚えていませんが。あは。

駅を降りたらまず
お女郎の白粉(おしろい)の匂いがする
(と!いつも勝手に思っている)
長建寺に行くならわしです。

ここのお地蔵さまの祠(ほこら)には
屋根がありますね。
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屋上屋を重ねるような気がしますが。



運河というのか
宇治川の派流と呼べばいいのか知りませんが
中書島を隔てる水路際に
紫陽花(あじさい)の咲く季節。
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ときおり
十石舟が観光客を乗せて通り過ぎます。
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船外機の音がうるさい。
櫓(ろ)と竿で回れないものでしょうか。



「四ツ辻の四ツ当たり」という変な道。
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この町にはもう 1 か所こんな道があるそうな。

あ!この辻のお地蔵さまにも
2 体並んでひとつの上屋が架かっています。
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あれ!
このお地蔵さまは門扉つき。
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こちらのお地蔵さまは過保護か
恥ずかしがり屋なんでしょうか。

やっとフツーのお地蔵さま。
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あ!?
フツーじゃないですね。
逆卍が赤く描かれています。
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その逆卍を
正(!)卍のきざまれた石が隠しています。

どんな深いいわれがあるのでしょう。
拙ブログ 2011/10/29


暑いです。
伏見大手筋商店街に逃げ込んで避暑。
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ソーラーアーケードです。

太陽電池で発電してアーケード内の
照明やら冷房やらに使うというもの。

今ではフツーに見られる方法かも知れませんが
全国に先駆けていち早く設置した商店街です。



「とろろ」(京都宇治 とろろ家 伏見大手筋店)ですか。
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暑くて食欲のないときにはいいかも。
とろろ汁にも麦めしにも目がない私です。

あ!ちょっと高いかなぁ!
日ごろの私のランチにしては。

1,100 円(税込)!
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麦めしが
小さいけれどお櫃(ひつ)できました!

「そんなに食べられませんが」

先走ってお運びさんにいってしまいましたが
そんなに詰め込まれていませんでした。あは。

仕事は遅いけど
食べるスピードはチャンピオンの私は
あっという間に食べてしまいました。



「ただいま!とろろを食べています」
私には高価ですから
自慢してあちこちメール。

「季節はずれじゃないの!?」

「今ごろ山芋があるの?!」

「夏のイモ!まずいよ!」
「それ!生芋!?」

だれもうらやましがらないですなぁ。

おいしかったんです!
ホントーです。
高かったんですから。



(敬称略)
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