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勝尾寺から箕面の滝へ [みんなで歩けばこわくない]

大阪府箕面(みのお)市の
勝尾寺(かつおうじ)にきました。
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清和天皇(850 ~ 881)は
「勝王寺」と号したそうですが。
天皇の京都の雅な発音なら
「かつおじ」でしょうね。

気温が 30 度を越える日に
ハイキングでもないでしょうけど
みなさん元気にやってきました。

ハイキングの鉄人おじさんと
その息がかかった人たちですから
盛夏もものともしないんでしょうね。

大阪では知名度の高い寺院でしょうけど
交通の便がいいともいえないので
みなさん!久しぶりだったり
初めてのようで
ゆっくり境内をめぐりましょう。

この暑さ!
本堂に参拝者もいないじゃないですか。
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「勝ちだるま」の寺です。
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境内にところ構わず置いてある木製のだるまは
「だるまみくじ」500 円。
おみくじが入っていただるまです。
おみくじを抜き取ったら
境内のどこかに置いて帰るようです。

山肌にある広い境内ですから
二階堂まで上れば
山門と弁天池が眼下にあります。
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では!ひと山越えましょう。
箕面の街を高みの見物しながら歩きましょう。

「ごはん!」
「おなかが空いた!ごはん!」

ご老体たちが叫びます。

フントにもう!ごはん!ごはんと!
なん十年も食べてきたでしょうに。
今さら 2、3 食抜いても
太りもやせもしないでしょうに。

この辺でランチの適地は
政の茶屋跡くらいしかありませんよ。

あは!ひと山のぼるのをやめて
くるまのうるさい歩きにくい車道を
みなさんすっ飛んで行きましたよ。

東海自然歩道の西の起点。
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ここが政の茶屋跡。
茶屋はありませんが
大阪府の箕面ビジターセンターという
よいこの自然観察のお勉強の拠点があり
トイレもあるのでランチにいいでしょ。



ランチがすんだら落ち着いたでしょ。
尾根筋に出てみませんか。

「もう!滝に行くだけでいいです」

やっぱり!暑いんですね。
鉄人たちも。

面白くもない傾斜のついた車道を
ゆるやかに下れば
この擁壁の緑色。
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すごい!

コンクリートのブロック積みですけど
いわゆる苔むしています。

その条件が満たしているんでしょうけど
これなら車道でも心なごみます。



箕面の滝まで降りてきました。
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ここには観光客もいます。

どうかお願いです。
お大尽さま!
名物の鹿肉バーガーを食べさせてください。

「ジビエ料理は肝炎ウイルスがあるからやめよう」

加熱したら大丈夫でごぜ~ます。
鹿肉コロッケなら 150 円ですが。

「今日!耳!日曜日!」

1980 年代の「ザ・ぼんち」かだれかの
遠(とお)の昔に死語になった
ギャグしかいいませんね。
なかなか財布のひもをゆるめません。



コロッケを買ってくれないのなら
暑いばかりですから帰りましょう。

箕面川に沿って下れば
大勢の人がなにかを見ています。
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「数日前までは大変なカメラマンやったよ」

いつもここを歩いているという
地元のご老体がいいます。

「もう!ひなが巣立ちしてしまったんや」

「ふくろう!」と小学生が教えてくれましたが。
でも巣立ち後にまだ
一家(!)はこの辺で棲んでいるんですね。

ああ!木の葉隠れに 1 羽見えますね。

「おとうさんや!」

よく分かりますね。
おとうさんかおかあさんか。
でも!あの鳥!
「ふくろう」ではないような。

私のコンパクトカメラでは
遠くて暗くて無理かなぁ。

今!パソコンに移して見ると
写っていました!
あんまりいい画像ではないですが。
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日本野鳥の会/日本の野鳥/を開くと
「アオバズク」のような。



箕面川は最近土砂の流入が多かったようで
浅瀬が増えたのか
こどもたちが遊んでいます。
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この女の子のグループは
服を着たまま水をくぐって大胆なこと。

こどもたちと野山に行くとたいてい
男の子たちより女の子たちの方が大胆で
ハラハラさせられたこともありましたね。



熱中症にもならずに帰ってきましたが。

このカエル!
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勝尾寺の境内の
モリアオガエルの卵塊のぶら下がっている下の
きれいな水たまりの横の岩の上で
微動だにしないでいましたが。

暗いところだったので不鮮明な画像ですが。

モリアオガエルではありません。
でも!
なんというカエルなのか分からないままです。

想像以上に自然が豊かなところでした。
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