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夏の服部緑地にて フナとバイキング [たべほ!ブフェ!バイキング!]

どこにも表示していないけど
たぶん「大阪府立」の豊中市の服部緑地。
池だらけです。
適当にアップダウンがあるので
昭和の初め府が土地を取得したときから
あまり変わっていないのかも。

新宮池。
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カワチブナの養殖をしているそうなんですが。
水面を見ただけではなにも分かりませんがね。

カワチブナ(河内鮒)ですか。
私は琵琶湖のゲンゴロウブナを養殖したフナが
関東ではヘラブナ!
関西ではカワチブナだと思っているのですが。

これが大変。
だれもすんなり同調してくれません。



フナには変種が多くて
特に釣り人の主張には統一性がありません。

釣りの大家という漫画家の那須良輔は
フナをマブナとヘラブナの
ふたつに分類するといいます。(那須良輔著/釣りの春秋)

乱暴な分類ですが
釣り餌つまりフナの食物の違いから
釣り人が分類すればそうかも。

やはり魚に造詣が深いという岩満重孝画伯は
源五郎鮒!ニゴロ!ヒワラ!ヘラブナ!河内鮒!
ガンゾ!キンブナ!ギンブナ!なんて
フナの種類をあげています。(岩満重孝著/百魚歳時記)

ゲンゴロウブナと
ヘラブナとカワチブナとを別種にしています。

お魚博士として名代な末広恭雄は
フナにはマルブナ!源五郎ブナ!ヒラブナ!
ヘラブナなど多くの種類があるといっています。
(末広恭雄著/魚の春夏秋冬)

これまた!ゲンゴロウブナとヘラブナを別種?!



手元の原色淡水魚類図鑑では
フナ属を
キンギョ!キンブナ!ニゴロブナ!ゲンゴロウブナ!
そしてギンブナの 5 種にしか分類していません。

なんとなく納得しますけどね。

マダイとかマドジョウはいるのですが
みなさんがよく口にする
「マブナ」という魚は図鑑上にはなく
たぶん!その地方!
その個人がなじんでいる一般的なフナを
「マブナ」と呼んでいるんですよ。

ちなみに琵琶湖の人がマブナと呼んでいるのは
ゲンゴロウブナが多いようです。



なんて暑いときに
つまらんことを書いてすみません。



あ!池の畔に。
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なにかをお祭りか
供養しているのでしょうか。



隣の菰ケ池(こもがいけ)は
なかなかきれいな池じゃないですか。
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気になるのは
死んで浮いていた稚魚はブラックバスのような。
もしこの池にブラックバスがいるのなら
隣のカワチブナの養殖池に侵入しかねません。

バカものたちが多いですからね。
あちこちの池にバスを放流して
喜んでいるとよく聞きます。



暑いのに暑いことばかり考えてどうします。
おなかが空きました。

水に囲まれたレストランがありました。
「Meyboom メイブーム」ですか。
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ランチバイキングが税込 2,200 円。

高いなぁ。
やめときましょう。

え?!
「遅めのランチビュッフェ」は税込 1,600 円!?

遅めというのは 2 時から!
あ!今!その時刻!

入店しました。
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11 時半からの
正規(?)のバイキングと比較したら
料理の種類が少ないそうなんですが。
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なかなかどうして。
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ティータイムのバイキングですから
デザートの類が多いような。
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まだありますよ。
食べ切れません!
私にはもう
バイキングで元(!)が取れない胃袋なのかも。
おしまいにします。
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よく考えたら
2,200 円よりは安いというので飛びつきましたが
私のランチとしては高額でした。



池の畔で休みます。
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この緑地でたぶん一番大きい山ケ池。
夏の雲が浮かんでいますが
雨を降らすつもりはないようです。



(敬称略)
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