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高松城跡にて [猫も歩けば棒立ち]

城跡があります。
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高松城ですか。

讃岐(さぬき)にはなん度かきたり
通り過ぎたことがあるような気がしますが
城跡は知りませんでした。

観光のリーフレットを見れば
「ちやりこの旅」とあります。

「ちやりこ」ですか!
「ちゃりこ」なら関西の南部の方言で
マダイやらレンコダイやらのこどものことですが。

「ちやりこ」の「ち」は築港
「や」は屋島
「り」は栗林公園
「こ」は琴平のこととか。

たいてい観光バスで回るので
琴平の金刀比羅宮に参り
栗林公園で松を見て
屋島で源平の古戦場の風を感じられるのは
短時間に簡単に可能だと思っていましたが。

しかし!徒歩では!
その 3 か所は相当離れているんですね。

リーフレットには
「ことでん(琴電)」の
各駅停車でまわるように書いてありますが
高松築港駅から琴平駅まで 1 時間?!
日が暮れますよ。



旅の拠点のJR高松駅の近くに
そのひとつの「築港」がありました。

「ちやりこ」の「ち」だけは
意識したことがありませんでしたね。
その「築港」エリアに
「史跡高松城跡 玉藻公園」がありました。

高松城の愛称が玉藻城(たまもじょう)らしい。

よく分からないので
ともかく!天守閣に向かいます。

二の丸跡から橋が連絡していました。
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天守閣は
堀の中に浮かんでいる島のようです。
いざというときには
この橋を落として籠城する目的でしょうか。
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天守閣跡。
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きれいです。
石垣を最近造ったのでしょうか。

きれいです。
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それにこの石の積み方!
初めて見たような気がしますが。
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大きな石が
小さな石に囲まれているような積み方。
これも穴太衆(あのうしゅう)積みのような
野面積み(のづらづみ)のひとつでしょうか。
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石と石の接合面を多少加工しているので
打込接(うちこみはぎ)に近い工法かも。
シロートが口をはさんで恥をかくだけですが。

いずれにしろ
この積み方でこの高さは大変ですね。

天守閣は
台より張り出した三層構造だったようです。
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将来!復元したいようですが。

艮櫓(うしとらやぐら)がありました。
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櫓はもうひとつ
月見櫓が残っていました。



松の盆栽が並んでいます。
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黒松!錦松!五葉松の「松の盆栽」は
江戸時代からの地場産業でしたか。

生産高なのか芸術性なのか
「高松の松の盆栽は日本一」だそうですよ。

「高松」で「松」!
いいじゃないですか。



城内に披雲閣(ひうんかく)という
広大な建てものがありました。
しかし!江戸時代のものではないとか。
大正時代の築造でした。

暑い!
午後の陽射しが痛い!

そのとき!たちまち!庭園の枯山水に
霧が発生!
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「披雲閣庭園ミストシャワー」だそうですが
私しかいないのにもったいないような。

ゴミ箱ではありません。
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「まつぼっくり 収集ぼっくす」だそうですよ。
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