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雨の萬福寺のほていまつり [猫も歩けば棒立ち]

黄檗山(おうばくさん)
萬福寺(まんぷくじ 京都府宇治市)にきました。
まず総門から。
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門前に露店が出ていてにぎやかです。

三門の下にも。
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「手作り市」なんですね。

毎月 8 日は「ほていまつり」だそうです。

21 日は弘法大師の月命日の縁日。
28 日は由来は知りませんが
「お不動さまの縁日」だといって
近所の「たなべ不動尊」では
おまつりしていることぐらいしか知りませんでしたが。

8 日は「布袋尊」の縁日でしたか。

どうして 8 日なのか!
ま!強いて知りたくもないバチあたりですが。

布袋尊は七福神でしたか?!
布袋さまは実在の人なんですか。



今日(2015/09/08)はあいにくの雨。

「ほていまつり」には
たくさんの催しを企画しているそうなんですが。

天王殿の前で騒いで!失礼!演奏している人もいます。
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雨が断続的に強弱を打つものの観客は寂しい。



お茶席もありました。

この寺は煎茶道の元締め(!)なんですね。
今日は小笠原流のお点前でした。
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お菓子は秋たけなわですね。
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私の前のうさぎちゃんは!?
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さわってはいけません。
お茶は盆に 5 つずつ盛って運ばれますので
6 人目と 11 人目の目印なんですね。



大昔に門前の
「白雲庵」に普茶料理をいただきにきて
萬福寺に参詣しました。

カップルできたような。
きたようなではなく!きたのですが
あまり思い出したくはありません!勝手ながら。

それ以来
近くを通り過ぎても寄ることはなかったのですが。

松ばかりの境内を覚えています。
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大きな木魚(かいはん or かいぱんというらしい)も。
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瓦のような板を敷かれた回廊も。
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覚えているのはそれだけですが
変わらずにあって!なぜか安堵。



生飯(さば)台もあったのですね。
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自分の食べものの 1 部を
鬼界とか他の生物に施す行為。
わが家では
スズメやカワニナに施していますが
こんな台なんてイキじゃないですか。

黄檗山の「黄檗」は「キハダ」のことですよね。
陀羅尼助(だらにすけ)なんかの材料になる漢方薬。

境内のキハダの木が実をつけている秋ですね。
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生飯台とかキハダとか
印象に残るものが変化しています。

ときが流れたのですね!わが貧しい心にも。



裏山に京都では 1 番広大とかいわれている
華僑(かきょう)墓地がありました。

石塔の後ろが特徴的な墓が多いような。
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カマボコ形のものがあります。

それが土製だったり
コンクリート造りだったり
高価そうな石造りだったり。

東洋の墓地は天皇陵にも見えるように
丸い土盛りの形が上品なのでしょうね。

墓地は丘の斜面です。

最上部に上がれば
また!いっそう強くなった雨に
ふもとがかすんでしまいました。
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男児立志出郷関

学若無成不復還

埋骨何期墳墓地

人間到処有青山

ではなく
みなさん成功したから
こんなりっぱな
終(つい)の棲家(すみか)なんでしょうけど。

でも「人間到処有青山」は同じですよね。

「じんかんいたるところにせいざんあり」!

そんな気がします。
そんな気がしたい日です。

そんな昔にはない気になるなんて
やっぱり私にも確実にときが流れて、、、。

ムダに生きてしまいましたね。
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