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丸尾橋から三石山へ [野道!山道!恋はけもの道!]

和歌山県橋本市に
きれいな吊り橋があるそうなので訪ねます。

南海・御幸辻駅から西の丘に杉村公園。
その中の湖!
湖じゃなくため池でしょうけど
緑の中!いいロケーションの中に
その吊り橋「丸尾橋」がありました。
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お~!
床は透け透け!
目の粗いグレーティングだけ。

なかなかなもんですが。
このとき!人が!人が、、、!
途切れずやってくるので
橋の中ほどに立てば後ろから押されるは!
橋は異様に揺れるは!
写真が撮りづらい。
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事故が起きなければいいのですが。



そのまま道なりに三石山の山頂(738m)へ。
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山頂は見通しが悪く
ランチの人がたむろしているので足早に
向こうに!岩湧山の方に下ります。

秋雨が通り過ぎた後なので
あちらでもこちらでもキノコがいっぱい。
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キノコ鍋でもしたいですね。

毒キノコ?!

大昔!母がいっていました。
「どれでも気にしないで食べたらいい」
「なん千種類あるキノコの中で」
「猛毒のあるものは数種類もない」

「ただ!うまいかまずいかだけ」

母はキノコ好き。
山中に分け入り!
雑キノコを採集していたようです。

宝くじにも幸運にもめぐりあわないものが
毒キノコなんかにあたるもんですか。

人が採らないので道の傍に残されている
大きなイグチも採ってきていたようです。
あんまりおいしくないのですね。

母は干してからうまみを作ってから茹でて
芥子和えにしていたような。

そのころも今も
あんまり興味がなく記憶はあいまいですが。

あ!よいこはマネしてはなりません。
忘れてくださいね。



林道を進めば「消防」がやってきました。
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数人がスズメバチに刺されているそうな。

吊り橋を渡っていた人たちかな。
あんなにドカドカ振動させて歩けば
この季節!気が立っているハチは
興奮するでしょう。

巣を取りにきたのですか!?

違うようです。
人命救助だけですか。
巣を採って売って市の収入にしなさいよ。

日本でスズメバチといえば
井伏鱒二の「スガレ追ヒ」にあるように
「スガレ」こと「クロスズメバチ」のことでしょうか。

日本の北の方の方言かな。

ハチ(蜂)の方言は無数にあるようです。
「へぼ」なんてよくマスコミでいわれていますが。

100 年前の食生活の記録・農山漁村文化協会発行の
「聞き書 長野の食事 諏訪盆地の食」では
「すがり」と呼んでいます。

「聞き書 岐阜の食事 恵那平坦(東野)の食」では
「へぼ」となっています。

「すがれ」「すがり」と
「へぼ」の境界線はそのあたりでしょうか。

クロスズメバチに比較したら
オオスズメバチは獰猛で毒性も大変なもの。

ラオスには
その凶悪なオオスズメバチの
巣を採る専門家がいるそうです。

意外にも日本でも
西三河地方やら阿蘇山麓地方やらでは
オオスズメバチ狩りが盛んだそうな。
(野中健一著/虫食む人々の暮らし)

命知らずといわれようが
その味や換金の誘惑には抗しがたいのでしょうね。



眠くなりました。
歩いていて生あくびばかりが出ます。
スズメバチにやられているのかも!まさかね。

ああ!初めての経験じゃないですね。
昔にもよく山中で倒れて寝ていたような。

疲れたらそうなる体質なのでしょうか。

仕事中でもよくそうなりましたが。
30 分も寝たら快方するのですけどね。
みんなからズルして
さぼっているように見られていましたが。

久しぶりの感覚です。
もっとも今!
ズルして休むほど仕事がありませんがね。

仕事をください!
仕事はいらんけど
カネくれ~っ!

返る山彦が恥ずかしい。

ああ!午後をだいぶ回っているので
あんぱんとビールでランチしましょうか。

ビールといっても「第三のビール」の
「金麦」と「麦とホップ」ですが。

ああ!完全に凍っています。
凍らせて持って歩いていたら
夏なら飲みごろになっているのに。
秋ですね。

解けるのを待ちますが。
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解けないんですよね。
こんなときには!なかなか。

あんぱん!もう食べてしまったのに。



(敬称略)
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