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いのちのはじまりと不思議 [手のひらを太陽に]

わ?!
ホウネンエビの卵!?
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アラフォー(around 40)のおね~さん方と
明日香村を歩いたことを思い出しました。

お色気ねえやが
ピロピロエビなんて(拙ブログ 2014/06/21
テキトーなことをいっていましたが。

あのホウネンエビは
風に乗って飛んできたのですか?!

卵は小さくて軽くて乾燥に強く
遠くまで飛んで行くとか。
おね~さん方!そうですって。
私はすぐ忘れるので覚えておいてください。



大阪市立自然史博物館で
「たまごとたね」
「いのちのはじまりと不思議」特別展を
開いていました。
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ツチアケビです。
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山中放浪していて
気にしているのに出会いません。
××十年前に見たところに行ってもありません。

やっと!ここで会えましたか。



ヤナギタデの種子?!
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「Beal 博士の実験」だそうですよ。

ミシガン農業大学の Beal 博士が
1879 年に 23 種類の種子を地面に埋めて
その後 5 ~ 10 年ごとに発芽試験しているのだとか。

120 年後も 3 種類は芽をだしたそうな。

右端の種子がヤナギタデ。
50 年後も生きていたのですね。

わが家の庭園(貧乏家ではベランダともいいますが)では
あちこちにこぼれ種から勝手に繁っていますが。

こんなにすごいものでしたか。

ヤナギタデはアユ(鮎)の塩焼きには必須?!
ミシガン州のヤナギタデ!
五大湖にも塩焼きがあるのでしょうか!まさかね。



「たね」も「たまご」も
文字通り不思議なものですね。

洋の東西を問わず
いろんな虫は
泥や朝露から誕生するといわれていませんでしたか。

万物を形成するものは
土!水!風!火!だといっていた時代が
なじめますけどね。

学校でわれわれは細胞でできているといわれて
へ~っと感心したころはまだいいのですが
それは分子の寄り集まりだといわれて
よく分からなく!
分からないから「分からない子」かと思い
分子の素は原子だ!
アトムだ!と強制的に覚えさせられ
鉄腕アトムしか頭に描けられなくなり
原子は原子核のまわりに
電子が回っていると聞くころにゃ
すっかりお勉強嫌いになっていましたぞな。

回っている電子はどうして落ちてこないの?
なんて質問したら
「余計なことは詮索しないで原子番号を覚えろ」なんて
顔を紅潮させて怒る教師もいましたな。

今から思うとたぶん!
センセーもよく分かっていなかったのでは。



その原子核もまだ割れる?!
陽子と中性子でできている!?

あ!このあたりから
私自身理解の外なので
とんちんかんな文章ならお笑いあれ。
間違っていても笑うだけにしてちょうだい。

さらにその素の素粒子があるんだそうよ。

陽子や中性子は
6 種の素粒子・クォークからできていて
電子の仲間(レプトン)もむっつあるんだとさ。

それに反粒子やら光子やらがからんでなにがなんやら。
もうSFものの小説としか思えましぇ~ん。

SFじゃなくSM小説なら。
団鬼六なら多少は読んだかも。
あれ?団鬼六の「官能」ものは映画で観ただけかも。

それで!
それで!といっても
なにがそれでか分かっていないのですが
最近のジョーシキでは
すべてのものが震える「ひも」でできているらしい。

素粒子の素は「ひも」!?
これ以上小さなものはない?!

わんこもにゃんこも
恋人もあべのハルカスも
地球も月もアンドロメダ星雲も宇宙も
みんな根源は 1 本の「ひも」!?

糸くずのようにか
輪ゴムのようになっているのか知りませんが。
誘拐された生娘のようにか
ビョーキのおじいさんのようにか
常に震えている「ひも」?!

たて!横!高さに時間を加えた 4 次元の私の体は
誘拐もビョーキも関係なく
震えの止まらない「ひも」の集合体?!

その 4 次元の空間の中に
6 次元の空間が入っているのだそうな。
その 6 次元の内部に
16 次元があるのです!見た人はいないけど。

「元祖ひも」は 26 次元なのです!たぶん。

次元のバウムクーヘンの中に
あんこの次元が板粕状になって
たたみ込まれているの?!

いや!ひもじゃない!
ひもを巻きもどせば
「膜」になっているという説を
最近聞いたような気もするけど
もう!情報はいりません!勝手に考えてください。

元素は「土」「水」「風」「火」というのが
私は一番好きです。



大阪市立自然史博物館から長居植物園に出ると
白い(黄色かも)彼岸花が
樹間に群れて咲いていました。
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秋のお彼岸ですね。

白楽天(772 ~ 846)は詩に書きました。

形質本非実
(けいしつは もとじつにあらず)

気聚偶成身
(きあつまりて たまたましんとなる)

ものの形はもともと実体がなく
天地の気が集まって
たまたまつくられたものである
とでも訳しましょうか。

長女が 3 歳を待たず死んだときの詩
「念金鑾子」の部分ですが。

そう!
天地の気が集まって
花が咲いているのですよ。

それは偶然でいいのです。
奇跡の秋です。



(敬称略でございます!疲れました)
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