時代祭と御所のすずめ [平安京有情]
京都御苑に着いたときには
時代風俗行列が始まっていました。
北の奥に屋根が見える
御所の建礼門の前から出発しているようですが
人ばかりでなんにも見えません。
芋の子を洗うような人が佃煮にするほどいます。
背伸びして
カメラを両手で差し上げて
シャッターを切るばかり。
一般にこの行列を「時代祭」と呼んでいます。
ホントの「時代祭」は
毎年 10 月の 21 ~ 24 日にわたって
催行されているようです。
その中の 22 日の時代風俗行列に
観光客が押しかけているのですね。
押しかけるように仕組んでいるのですね。
同じ京都御苑の中の
行列よりほんの少しだけ離れた
旧閑院宮(かんいんのみや)邸の庭に
スズメたちの鳴き声がありました。
なにごともないように
食事をしているじゃぁないですか。
外の騒ぎがウソのように静かですね。
閑院宮の血統が現在の皇統ですね。
少なくとも江戸時代までさかのぼれる公家住宅。
よく保存されていますから
機会があったらご見学あれ。
無料です。
この宮邸にはエノキ(榎)の古木が多いのかな。
その実を拾っているのでしょうか。
御所のスズメはおっとりしています。
近づいても逃げませんね。
「時代祭」にもどりましょう。
行列は
京都御苑の真南の堺町御門から出て行きます。
丸太町通りも観光客だらけ。
特等席がありますね。
見ている方々も
見られるのを意識しているかのようです。
一般客にも特等席かどうか
有料観覧席があるようで
2,050 円で売っていましたが。
中途半端な値段ですね。
烏丸通りを南下して
御池通りで東に曲がっていました。
年中祭のような京都では
「歳時記の行事を挨拶代わりに使う」と
嵯峨徳子著/京都大不満/に書いてありましたが。
「きょうは大文字ですね」
「きょうは祇園祭ですね」とかいうふうに。
「葵祭はそれほどでもない」そうな。
時代祭のときは
「きのうは時代祭でしたね」ですって。
時代祭は
「観光のためにやっていると思っている人が多い」とか。
京都のまん真ん中に生まれて育った著者の弁です。
京都は千年の京(みやこ)ですぞ。
時代祭は
明治 28 年(1895)の
平安遷都 1,100 年の記念祭から始まった
新しい(!)行事なんですね。
行列は三条通りを進んで神宮道に曲がります。
平安神宮に向かいます。
平安神宮の祭神が
平安遷都した桓武天皇だからですね。
長年!京都をうろつく野次馬の私も
初めて遭遇した祭でしたが
正直!あまり面白い行列でもありませんね。
高揚感がないですね。
すみません。
出町柳駅から帰ります。
地下の京阪電車の駅から
地上の叡山電車の駅まで
階段に人がひしめき合っています。
今夜は「鞍馬の火祭」ですか。
「時代祭」の後は
叡山電車に乗って鞍馬に行き
「火祭」ですか。
ご苦労さまです。
諸事情から私はふたつ行けませんが
「鞍馬」の方にすればよかったかも。
性に合っているような気がしますが。
(敬称略)
時代風俗行列が始まっていました。
北の奥に屋根が見える
御所の建礼門の前から出発しているようですが
人ばかりでなんにも見えません。
芋の子を洗うような人が佃煮にするほどいます。
背伸びして
カメラを両手で差し上げて
シャッターを切るばかり。
一般にこの行列を「時代祭」と呼んでいます。
ホントの「時代祭」は
毎年 10 月の 21 ~ 24 日にわたって
催行されているようです。
その中の 22 日の時代風俗行列に
観光客が押しかけているのですね。
押しかけるように仕組んでいるのですね。
同じ京都御苑の中の
行列よりほんの少しだけ離れた
旧閑院宮(かんいんのみや)邸の庭に
スズメたちの鳴き声がありました。
なにごともないように
食事をしているじゃぁないですか。
外の騒ぎがウソのように静かですね。
閑院宮の血統が現在の皇統ですね。
少なくとも江戸時代までさかのぼれる公家住宅。
よく保存されていますから
機会があったらご見学あれ。
無料です。
この宮邸にはエノキ(榎)の古木が多いのかな。
その実を拾っているのでしょうか。
御所のスズメはおっとりしています。
近づいても逃げませんね。
「時代祭」にもどりましょう。
行列は
京都御苑の真南の堺町御門から出て行きます。
丸太町通りも観光客だらけ。
特等席がありますね。
見ている方々も
見られるのを意識しているかのようです。
一般客にも特等席かどうか
有料観覧席があるようで
2,050 円で売っていましたが。
中途半端な値段ですね。
烏丸通りを南下して
御池通りで東に曲がっていました。
年中祭のような京都では
「歳時記の行事を挨拶代わりに使う」と
嵯峨徳子著/京都大不満/に書いてありましたが。
「きょうは大文字ですね」
「きょうは祇園祭ですね」とかいうふうに。
「葵祭はそれほどでもない」そうな。
時代祭のときは
「きのうは時代祭でしたね」ですって。
時代祭は
「観光のためにやっていると思っている人が多い」とか。
京都のまん真ん中に生まれて育った著者の弁です。
京都は千年の京(みやこ)ですぞ。
時代祭は
明治 28 年(1895)の
平安遷都 1,100 年の記念祭から始まった
新しい(!)行事なんですね。
行列は三条通りを進んで神宮道に曲がります。
平安神宮に向かいます。
平安神宮の祭神が
平安遷都した桓武天皇だからですね。
長年!京都をうろつく野次馬の私も
初めて遭遇した祭でしたが
正直!あまり面白い行列でもありませんね。
高揚感がないですね。
すみません。
出町柳駅から帰ります。
地下の京阪電車の駅から
地上の叡山電車の駅まで
階段に人がひしめき合っています。
今夜は「鞍馬の火祭」ですか。
「時代祭」の後は
叡山電車に乗って鞍馬に行き
「火祭」ですか。
ご苦労さまです。
諸事情から私はふたつ行けませんが
「鞍馬」の方にすればよかったかも。
性に合っているような気がしますが。
(敬称略)