イノシシも歩く奈良公園

奈良の秋を徘徊します。

近鉄奈良駅から奈良女子大へ。
正面が築 100 年の記念館。


奈良女子高等師範のときの本館。
明治 42 年（1909）の建築。

「いつもおんなじ説明ね」

私は観光ガイドじゃないもんで。
あるおね～さんの母校のはずなんですが
だれでしたっけ？！
説明してほしいのに！いつも知らん顔。

今日も残念ながら
いつもとおんなじようなコースになりますよ。
能がなくてすみません。
聖武天皇陵ですよ。


「大仏造立の詔（みことのり）」を出した人。
隣は光明皇后陵です！聞き飽きたかも知れませんが。


奈良少年刑務所の方に行ってみますか。

若草中学校のへりを回ったところに
これ！なんでしょう。


お地蔵さまの前に丸い石がいっぱい。



細い路地を抜けたら北山十八間戸に出ました。


日本最古（鎌倉時代）の病院遺構。
病院といっても隔離病棟でしょうか。

植村牧場で牛乳を飲んで（拙ブログ 2015/10/22）
般若寺でコスモスを見て（拙ブログ 2015/10/24）
南に向けて京街道を下ります。

向出醤油醸造元へ寄ります。


明治 12 年（1879）の創業。
醤油の香りがする（！）醤油があります。

国宝の転害門（てがいもん）から東大寺境内です。


大仏池？！


池が珍しいのじゃなく
水際に
ヌタ場（泥浴び場）みたいなものがありますね。
シカのヌタ場でしょうか。
瞬間！イノシシのものかと感じたのですが
まさか！この市街地にイノシシがいますかねぇ。

正倉院です。


東大寺の倉がいつの間にか
宮内省（庁）のもの（！）になりました。

「いつも斜めに」
「歴史に悪意を持って疑う性格をやめなさい」

性分です。



東大寺大仏殿をのぞき見。


あい変らず！すごい人ですね。

裏に回れば！


やっぱり！？
イノシシがいるんですね！
観光客に混じって？！

供田（くでん）の稲が倒れています。


イノシシが倒したのじゃないでしょうね。
たぶん！糯米（もちごめ）ですから
倒れやすいのかな。

デートには楽しいような二月堂へつづく道。


手向山（たむけやま）八幡宮。


この社章（？）なかなかいいでしょ。



若草山の赤く染まっている葉はなんでしょうね。


春日大社の境内に入ります。

どうしてそうへっぴり腰なの？！


「かまない？」

私はいつもかまれていますよ。

「げっ！」

牙（きば）がある訳じゃないから大丈夫だって。

春日大社本社を経て林の中の摂社を回ります。


佃煮をするほどいた観光客は
林間にはほとんどいませんね。

だれも見ていませんから
なんでもできますよ。

「ひとりでもだえていなさい！」

志賀直哉旧居を過ぎて
鷺池の浮見堂へ。


ああ！このあたりから寂しくありません。
北京語やハングルが
かまびすしくよみがえってきます。

1 日だらだら歩きで！すみません。



今日のお土産。


向出醤油醸造元の「宝扇」手造り醤油。
300ml 税込み 540 円。
とても高いけど再仕込み醤油はおいしいですよ。

リンゴは税込み 150 円。
奈良県産と思って買ったのに青森県産でした。

ムカゴ（山芋の肉芽）は路傍で採取しました。