SSブログ

秋 宇治の茶園めぐり [町道!街道!眠り未だ足らず]

奥の山茶園です。
blog01.jpg

古い古い茶園です。
宇治で茶園といえば
他国でいう茶畑のことですよ。

足利将軍が宇治茶を保護
宇治七名園を指定していたのだそうな。
その中で
奥の山茶園だけが現在まで残っていました。

玉露の葉を作るために寒冷紗で覆うようですが
昔は葦簀(よしず)と
稲藁(いなわら)だったそうです。

この茶園に樹齢 400 年の株がありました。
blog02.jpg

いわれなければ
シロートの私には分かりません。

今も茶樹としてていねいに扱われていました。

ちなみに
煎茶の茶園には寒冷紗の設備はありません。
blog03.jpg



煎茶と玉露の製茶工場の萬玉園を訪問しました。

ここは初夏だけの稼働ですので
今なら仕事のじゃまをしないですむのです。
blog04.jpg

摘んだ茶葉を蒸した後
粗柔機!柔捻機!中捻機!とかけて
最後にこの精捻機にかけるとか。
blog05.jpg

すごく古そうな(失礼!)
骨董品のような機械ばかりのように見えますが。
茶作りは今も職人のカンが必要なのでしょう。

隣の宇治碾茶(てんちゃ)組合工場にも
入れてもらいました。

レンガ造りの炉だそうですが。
blog06.jpg

よく理解できていません。

そもそも碾茶(てんちゃ)とは?!

各地の茶店に行って
抹茶に挽かれる茶葉のことでしょうか。



「此付近 金色院」の碑。
blog07.jpg

平等院からひと山越えた白川の里に
藤原頼通の娘の寛子(後冷泉天皇皇后)により
創建された(1102 年ごろか)金色院という
大きな寺院があったのですね。

ちなみに寛子の読み方は
みなさん!テキトーに(?)いっていますが
ホントの読みは伝わっていないのじゃないのかな。
間違っていたらごめんなさい。

急な階段を上ると白山神社。
blog08.jpg

金色院の鎮守社かな。

私の古いメモには
サザンカの名所とありますが
どこにも見えないのですが。
記憶違いかも。



宇治川に下ります。
blog09.jpg

紅葉はまだ早そうです。

向こう岸(右岸)に渡って
宇治茶道場「匠の館」で玉露をいただきます。
blog10.jpg

湯温 40℃ 50℃ 60℃ 70℃と
4 煎いただいて
最後は茶葉にポン酢をかけて食べました。
blog11.jpg

ナイショですが茶葉は 100g 5,000円のものらしい。
大変高価な茶葉はおいしい。

宇治市観光協会のご厚意です。
ありがとうございました。



世界遺産の宇治上神社に参詣します。
blog12.jpg

七五三のお詣りでにぎやかです。

源氏物語ミュージアムは無料開放?!
blog13.jpg

どうして?

あ!今日(2015/11/15)は関西文化の日!?

昨日も関西文化の日ということで
大阪市立長居植物園に
無料で入園しましたが。(拙ブログ 2015/11/15

その日ばかり選んで歩いているような。あは。



宇治橋のたもとの通圓で買ってきた
茶だんご(210 円)を食べながら考えています。
blog14.jpg

白川の里で柿をいただいたのです。
ザックにいっぱい!
blog15.jpg

小さいけどたくさんあります。
どうしましょう。
渋柿です。

なにかいい知恵はありませんか。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理