比叡山紅葉紀行(2) 西塔 東塔 [猫も歩けば棒立ち]
比叡山の横川(よかわ)地域から
比叡山内シャトルバスで引き返し
西塔地域を歩きます。
横川で諸堂巡拝券を買わされましたので
それで西塔地域とさらに東塔地域も回れます。
にない堂の廊下をくぐります。
常行堂と法華堂が同じような姿で建てられ
廊下でつながっているので
ふたつまとめて通称・にない堂。
石段を下った底に西塔地域の中心の釈迦堂。
引き返して椿堂を過ぎて浄土院。
宗祖・伝教大師が眠っているところ。
瀬戸内寂聴は横川の恵心院と
ここのふたつが
森閑と静寂にみちて好きだといっていましたね。
歩きにくい石段と坂道を上って東塔地域へ。
東塔を仰ぎます。
隣に阿弥陀堂。
このあたりが
三塔十六谷といわれるほど起伏に富んだ
比叡山延暦寺の中で一番高い場所かも。
下がって行けば戒壇院。
さらに大講堂。
根本(こんぽん)中堂はさらに下がります。
根本中堂は総本堂ですから
観光客がひしめいています。
根本中堂から急な石段をはい上がると文殊楼。
下がって大黒堂の横でやっと紅葉を見つけましたが。
西塔地域も東塔地域も
紅葉の季節が今年は早く通り過ぎたようです。
今日は観光客として歩いているのを忘れて
いつものように足が無動寺谷に向き
坂本ケーブルに出ました。
南京豆があります。
そのかけらをかざすと
木の上で見ていた野鳥のヤマガラが
食べに降りてきます。
駅舎の 2 階のテラスに上がれば
このあたりにはまだ鑑賞に値する紅葉が。
琵琶湖がよく見えます。
あ!桜花!?
唐突に特攻兵器を思い出しました。
太平洋戦争中に帝国海軍が開発した有人ミサイル。
戦闘機にぶら下げて上空に行き
ジェットエンジンを点火し
突っ込んで自爆するという兵器。
しかし!敗戦色濃くなると
戦闘機もなにもかも不足し
カタパルト(射出機)で
高いところから発射しようとしたようです。
その実験か実戦用基地かのひとつが
このあたりにあったのでは。
細い坂道を
比叡山ドライブウェイまで上がってみます。
くねくねと
比叡山頂につづいている比叡山ドライブウェイの
どこだって琵琶湖が眼下にあります。
この道の
どこだってカタパルトがあったように見えます。
悲しい風景です。
山頂に出て帰路につきます。
叡山ロープウェイから
叡山ケーブルに乗り継ぎます。
まだきれいな紅葉の中を下ります。
高野川に架かる橋の上から。
この周遊で一番きれいだった紅葉のある景色ですね。
叡山電車の八瀬駅の前に
大原女(おはらめ)がいました。
志ば漬(柴漬)の又寅の看板娘(!)でした。
(敬称略)
比叡山内シャトルバスで引き返し
西塔地域を歩きます。
横川で諸堂巡拝券を買わされましたので
それで西塔地域とさらに東塔地域も回れます。
にない堂の廊下をくぐります。
常行堂と法華堂が同じような姿で建てられ
廊下でつながっているので
ふたつまとめて通称・にない堂。
石段を下った底に西塔地域の中心の釈迦堂。
引き返して椿堂を過ぎて浄土院。
宗祖・伝教大師が眠っているところ。
瀬戸内寂聴は横川の恵心院と
ここのふたつが
森閑と静寂にみちて好きだといっていましたね。
歩きにくい石段と坂道を上って東塔地域へ。
東塔を仰ぎます。
隣に阿弥陀堂。
このあたりが
三塔十六谷といわれるほど起伏に富んだ
比叡山延暦寺の中で一番高い場所かも。
下がって行けば戒壇院。
さらに大講堂。
根本(こんぽん)中堂はさらに下がります。
根本中堂は総本堂ですから
観光客がひしめいています。
根本中堂から急な石段をはい上がると文殊楼。
下がって大黒堂の横でやっと紅葉を見つけましたが。
西塔地域も東塔地域も
紅葉の季節が今年は早く通り過ぎたようです。
今日は観光客として歩いているのを忘れて
いつものように足が無動寺谷に向き
坂本ケーブルに出ました。
南京豆があります。
そのかけらをかざすと
木の上で見ていた野鳥のヤマガラが
食べに降りてきます。
駅舎の 2 階のテラスに上がれば
このあたりにはまだ鑑賞に値する紅葉が。
琵琶湖がよく見えます。
あ!桜花!?
唐突に特攻兵器を思い出しました。
太平洋戦争中に帝国海軍が開発した有人ミサイル。
戦闘機にぶら下げて上空に行き
ジェットエンジンを点火し
突っ込んで自爆するという兵器。
しかし!敗戦色濃くなると
戦闘機もなにもかも不足し
カタパルト(射出機)で
高いところから発射しようとしたようです。
その実験か実戦用基地かのひとつが
このあたりにあったのでは。
細い坂道を
比叡山ドライブウェイまで上がってみます。
くねくねと
比叡山頂につづいている比叡山ドライブウェイの
どこだって琵琶湖が眼下にあります。
この道の
どこだってカタパルトがあったように見えます。
悲しい風景です。
山頂に出て帰路につきます。
叡山ロープウェイから
叡山ケーブルに乗り継ぎます。
まだきれいな紅葉の中を下ります。
高野川に架かる橋の上から。
この周遊で一番きれいだった紅葉のある景色ですね。
叡山電車の八瀬駅の前に
大原女(おはらめ)がいました。
志ば漬(柴漬)の又寅の看板娘(!)でした。
(敬称略)