初冬の天の川 遊仙の織姫ランチ

天野川（大阪府交野市）です。


初めてきたときに
天の川（銀河）が
落ちて流れていると聞きましたが。

桓武天皇（737 ～ 806）が
狩猟地だった交野（かたの）が原に
北極星を祀（まつ）ったころから
この地に日本最初の
七夕伝説が生まれたのでしょうか。

冬の初めに
七夕を思うのもどうかと思うのですが
枕草子にも季節外れの七夕が出ていたような。

四月の朔日（ついたち）に
頭の中将と源中将と六位の蔵人たちが
「露は別れの涙なるべし」なんて
和したといいます。

それを聞いたなごんちゃん（清少納言）が
その詩は季節が違うじゃないの！
「急ぎける七夕かな」と
横槍を入れたのですね。

まぁ！生意気なオンナですね。
ハラの中で思っていただけでいいのにね。

そのことをその年の七夕の日に
かれらが覚えていたというオチなんですが。

そんな訳で「遅い七夕」でもお許しを。



左手の方から尺治川が合流しています。

尺治川横の切り石積みは大阪府内で一番古い
明治 32 年（1899）竣工の砂防堰堤だそうな。


今は使われていないようですが。

天野川にも
同じころに造られた砂防堰堤がありました。


こちらも切り石をていねいに積み上げています。



天野川の川岸にレストランがありました。


屋外ではバーベキューができそうです。

でも！日本料理 遊仙とあります。

天の川の里ですから
ランチのメニューに
「織姫ランチ」と「彦星ステーキランチ」が
大きく書かれています。
どちらも 1,600 円税込み。


「織姫ランチ」をいただきます。

突き出し。


いきなり！お酒がほしくなるような演出。
でも！がまんです。
1,600 円はマレに見る高価なランチです！私めには。

お！日本料理ですね！たしかに。


「織姫」と
直接関係のある料理でもないようですが。

食後にコーヒー。


こんな片田舎！いや失礼！静かな里で
ほっこりできました。

ひとりだったからよかったような。
カップル！またはグループでいたら
お酒飲んで卑猥な会話に終始して
嫌われていますね。



夏には佃煮にするほどのワルガキ
いや！失礼！よいこたちと
コイ（鯉）が湧いていたのですが
せせらぎだけが聞こえる初冬です。

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