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八坂の塔 銅閣寺? [平安京有情]

東に東山連峰が見えます。
芝居や講談や無声映画の弁士が
連峰だ!三十六峰だといっても
連峰というほどの高い山でもないですが。

八坂通りです。
東のつきあたりに八坂の塔が見えます。
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おもちゃ箱をひっくり返したような
京都の東山界隈。
にぎやかな人波が年中うねっていますが
ふしぎとこの道はいつも静かです。

私もたいていもうひとつ南の松原通りを通ったり
産寧坂(三年坂)を下ってきたら
二年坂の方に行ったり。

ふと!八坂の塔に行ってみたくなりました。

というのは
このところたてつづけに
ふたりから聞かれたのです。

こどもが「つれてって」といっているが
どんなところかと。
教科書にのっているのでしょうか。

あんまり興味もなく
いつも遠望している塔なんですが。
1 度くらい上っているとは思うのですが
記憶に残っていません。



「まったりぇ」
「軽おすゎ」
「さっぱりどす」
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地ビールですか。
「京の八坂」というこの地のビールもあります。

飲んでみたいけど!高価どす。



八坂の塔の下に着きました。
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身代わり猿?!
左側の軒下に吊られているもの。

庚申(こうしん)信仰ですか。

横に金剛寺。
通称「八坂の庚申さん」らしい。
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ハデですねぇ!
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カラフルな「猿」がいっぱい。
ここでは「くくり猿」と呼ばれています。



大枚 400 円納めて
八坂の塔のある法観寺に入山。

背中のザックがつかえたり
頭を打ちながら
狭くて急な階段をくぐり抜けて
1 層だけ上れました。
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小さな窓から西を見れば。
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東は。
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これだけですが
「塔」好きな人にはいいかも。
なん度か炎上したようですが
最後の再建から 600 年経っていますから。

夏ならどうか知りませんが
寒い!



「ねねの道」に出て帰ります。

お!あれは!
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東山にもうひとつありましたね!塔が。

銅閣寺でしたか。
金閣寺と銀閣寺があるのなら
銅閣寺だ!と
どこかの大金持ちが庭に造ったらしい。

ここに近年
大雲院が引っ越ししてきて
その境内に立っているようです。
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屋根が銅板葺きです。
祇園閣とも。
祇園祭の鉾に模しているから。

入山はできないのかな。
入り口が分かりません。
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