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伏見稲荷 キツネは白く餅はまん丸 [食い意地]

関西で数ではトップクラスの
初詣客を集める京都の伏見稲荷には
おキツネ(狐)さんがいっぱい。
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逆立ちして水を出しているのもいれば。
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飛んでいるのもいます。
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「白いキツネ!」
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伏見稲荷のキツネはみんな白いのです。
ときの流れが黒くしただけです。
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「汚れてるだけなの?」

稲荷大明神の眷属(けんぞく)神ですからね。
人間の目には見えません。
見えないのです。
だから白いのです。

「白は白でしょ!見えるじゃないの?!」

えぇい!幼稚園児みたいな
つまらんりくつをいうのじゃありませぬ!
幼稚園児の孫がいそうな
アラフォー(around 40)にもなって。

「だれがやのん!失礼な!」

見えないものは「白」で表すのです!昔から。

「いつごろから」

う、、、!

「文楽鑑賞のときに」
「人形をつかう人は黒い衣を着ていたじゃないの!」
「黒は見えないこととするといったでしょ!」

忘れてちょうだい。

透明イコール白!
あらたに無条件で覚えましょう。



眷属(眷族とも書きますが)神は
日本では動物の姿を借りることが多いのかな。
日本の神道は自然が神ですからね。

仏教では十二神将なんかかな。

そうそう!
日本と外国(仏教)の眷属神の戦いを
手塚治虫が
「火の鳥/太陽編」に描いていますから
一度ご覧あれ。
すごいです。
なかなかの含蓄のある力作です!
巨匠の作品に
高所からものをいうのも欠礼とは思いますが。



ともかく!この土産もののキツネの色は変!
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この色じゃないといけません。
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あくまでも伏見稲荷のキツネは白色でなくては。



「なにか食べさせてよ」

このあたりは
あまり特徴がないものでも高価ですよ。
きつねうどんでも 700 円もしますよ。

どうせ高いお金を出すのなら
この門前の名物のスズメ(雀)なんかは。
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ウズラ(鶉)でも。
どちらも 700 円から 1,000 円くらい。

昔!北京で高級な(?)ツアーを楽しんだとき
野鳥の焼いたもの!たくさん食べませんでしたか。

「そりゃ!ほかのおね~さん方とでしょ」

あ?そうでしたか。
忘れましたが。

昔はジビエ(狩猟鳥)といえば
中国から輸入品ばかりでしたが
「日本産」と書いてありますね。
日本でも猟ができるのですか。
ホントですか。
ウズラは知りませんが!スズメがねぇ。

そんなスズメ!?

「いや!説明されるとよけいにいや!」



まるもち!
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「まるもち」!食べたことないでしょ。
たこ焼き器みたいなプレートで焼いています。
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プレートが震えています。

これであんこ入りのまん丸い餅ができるのです。

あんこは 3 種
中国の人に買いやすいように書いてあります。
抹茶あん!
紅豆あん!
甜醤油あん!
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1 個税込み 100 円。

ちなみに「紅豆あん」は日本語で小豆あん。
「甜醤油あん」はみたらしあん。



(敬称略)
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