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道明寺の満開の梅 梅廼家のランチ [解語の枯れ尾花]

信心のかけらもないような人たちが
「天神さん」だといって
「北野天満宮」だの
「大阪天満宮」だのに行く日。

2 月 25 日です。
菅原道真(845 ~ 903)の命日です。
各天満宮が「梅花祭」を予定しています。

職場の同僚と北野天満宮に行きたいけど
よく道順が分からんので
ついてきてといっていたおばちゃんもいましたね。

どうして!私が!イヤです。

まさか誘いにくるとは思いませんが
念のため!家を出ておきます。
どこかの天満宮で
朝の時間をつぶしてから帰りますか。

八幡宮や
熊野権現やらを祀(まつ)っている神社も多いけど
天満宮も佃煮にするほどありますね。
神さまと佃煮をいっしょにして!
バチがあたりますね。



道明寺天満宮(大阪府藤井寺市)の境内では
骨董(こっとう)市が立っていました。
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毎月 25 日には開催しているそうな。

満開!
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社殿の裏の梅林。
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今年の満開は
例年より 2 週間近くも早かったようです。

800 本ほどある梅の庭園のほぼ中央に
石造りの立派な壇(だん)があります。
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まさか天壇ではないですよね!
みんな上がっているから大丈夫?!

お~!花のうねり。
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上から見れば花の波です。
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全木!まん丸く刈り込んであります。
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高い位置には咲かないように
剪定しているのですね。
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80 種ばかりあるそうですが。



門前の料亭「梅廼家(うめのや)」には
良家の刀自(とじ)然としたグループが
予約しているのか吸い込まれて行きます。
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いいなぁ!
高価ですからいつも通り過ぎるだけ。

あれ?!
ランチどきには
600 円(もちろん!料亭ですから税抜き)の定食が
4 種類もあるじゃないですか。

さっそく!
創業明治 8 年(1875)の料亭に討ち入りだぁ!

お造り定食。
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土間のテーブル席ですが
ま!仕方ないですね。
600 円で座敷に上げろとはいえないですね。



表に出ると「もくげんじ」の標識。
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なんでしょうか。

行けば!道に古い石標がありました。
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これを「もくげんじ」と読むのですか。

木のことですか。
ムクロジとも違うのですね。
謡曲「道明寺」で有名だそうですが。

塀の向こうに
その菅原道真ゆかりの木があるようです。



道明寺に寄ります。
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明治 5 年(1872)に神仏分離する前には
道明寺と道明寺天満宮は
同じ境内にあったようですが。

庫裏(たぶん!)の庭に
丸く整えられた梅が
雪をかぶったように白い花をつけています。
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静寂が似合う尼寺です。



4 ~ 500g の小さな玉ですが
4 個で 100 円で売られていたものを
出先にいることも忘れて衝動買い。
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春キャベツでしょうか。
春がそこまできているようです。

2 個は粗塩だけで漬けて食べます。
残りはオリーブ油で炒めただけで
醤油を振っていただきます。
シンプルな調理がおいしい。
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