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花折街道 雛のつどい 烏山椒の蜂蜜 [町道!街道!眠り未だ足らず]

能勢電鉄の終点のひとつ
妙見口駅の待合室の窓いっぱいに
可愛いお雛さまが飾られていました。
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能勢・妙見山の方に向かえば
道の傍に竹筒が並んでいます。
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竹雛と呼ぶのだそうな。
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つぎつぎに現われます。
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竹筒の中にかぐや姫のように
お雛さまがおわします。
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飛んでいるお雛さまも。
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ここは花折街道という
妙見山の参詣道だったところ。
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「花折街道 2016 桃の節句 雛のつどい」という
催しなんですね。

竹の色が変わっています。
もうイベント(2016/02/28 ~ 04/03)も
おしまいなんですね。
最初は青竹だったのでしょう。



でも旧暦の 3 月 3 日はまだですが。
今年は 4 月 9 日なんですよ。

日本は不思議な国です。
正月のイベントは新暦でします。

節分の行事も桃の節句も新暦。
しかし!それでは!
「節分」「節句」の意味がないように思いませんか。

赤穂浪士の吉良邸討ち入りは旧暦の 12 月 14 日。
新暦にしたら
1 月 30 日(31 日と計算している人もいますが)!

雪をさくさくと踏んで帰るには
江戸の 12 月では似合わないと思うのですがね。

それなのに
盂蘭盆会(うらぼんえ)を 7 月 15 日ではなく
8 月 15 日に多くの人が行ったり。
それはなんなのでしょうか?!
新暦でも旧暦でもないでしょうが!

桃の節句も季節に合わせて
盂蘭盆会のように
「月遅れ」の「桃の節句」をしていた地域が
関西には多かったと聞きますが。
4 月 3 日とか 4 日とかに。

近年!カルーセル麻紀なんかが
4 月 4 日を「オカマの日」と決めつけて
認知度を上げようと運動していましたから
変な方向に行ってしまいそうです。はは。

ま!りくつには合わないことでも
まとまりのいい国民です。



冬季には休業していた
妙見の森ケーブルが動いています。

ここにも竹筒のお雛さまが。
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このケーブルカーの運賃は安い。
高く設定しているところが
多いような気がするのですが
片道 280 円です。

ケーブル山上駅のところで
「ごこちマルシェ」(2016/03/31)という
イベントを開催していました。

能勢(能勢町・豊能町・猪名川町・川西市)の
里山で「ていねいに」暮らしている人たちが
出店しているそうな。

「いごこち・さとごこち・ひとごこち」
「食べる・体験する・お土産」のマルシェ?!

谷間にもいくつかのブースが。
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いいですね。
雑踏の中や倉庫の片隅のイベントより
なんとなく気分が晴れやかになります。

手作り納豆(150 円)と
烏山椒(からすさんしょう)の
蜂蜜(150g 1,200 円)を買いました。
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すごい!
なにがすごいといっても!烏山椒です。
蜂蜜が採れるほど烏山椒の木があるんですね!
この里には。

浅学にして烏山椒のことは知りませんが
山の辺の道の三輪山のご神体に
烏山椒の林があったような。(拙ブログ 2013/05/09
それだけですがね!私の知識は。



この谷はエドヒガン(桜)の群落で有名です。
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まだ咲いていませんね。
たいていはソメイヨシノ(桜)より
早咲きのようなんですが
結構!ワイルドで
木によって
咲く日も花の色もばらつきがあるようです。

この谷には
オオシマ(桜)もたくさんありました。

今!日本で断らずに「桜」といえば
ソメイヨシノを指すようですが
ソメイヨシノは
エドヒガンとオオシマのハーフだといわれています。

と!花の季節には役にも立たない知識を
得意がって吹聴していたのですが
これくらい!今どきの小学生まで知っているので
面白くないですなぁ。

でも!隣同士で咲いていると
新しいソメイヨシノが生まれるかも知れませんね。



妙見の森リフト(片道 280 円)でさらに上ります。
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上ったところに竹筒のお雛さまが。
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ここが「雛のつどい」の終点でしょうか。



(敬称略)
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