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造幣局桜の通り抜け 2016 始まる [解語の枯れ尾花]

昨日(2016/04/07)台風なみの暴風雨でした。
花散らしの雨でしたか。
桜宮橋から下流を見れば
大川(旧淀川)沿いの桜が
どこまでも同じように色褪せています。
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ほぼ 100%ソメイヨシノ(染井吉野)ですから
いっしょに咲いていっしょに散るのですね。

大阪の桜花の掉尾(とうび)を飾る
造幣局の桜の通り抜け(2016/04/08 ~ 14)が
始まりました。

通り抜けの北門に着きましたが。
ここは一方通行の出口ですので
入れてはくれませんよ。

「ひとりくらいなんとかして」

大阪の女性はいくつから
いわゆる「大阪のおばちゃん」になるのでしょう。
アラフォー(around 40)のおね~さんは
もう!ど厚かましい「大阪のおばちゃん」に
なっているのでしょうか!半分くらいは。

でも!ないバストを突き出して
お色気でせまっても無理でした。



北門の道をはさんで北側の桜之宮公園に
今日は人が集まっていますね。

大阪育ちでもあまり行かないところでしょう。

造幣寮(造幣局の前身)の応接所だった
泉布観(せんぷかん)がありますよ。
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やはり造幣寮の鋳造場の玄関だった建てもの。
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この前で散る花びらに濡れながら
多くの人が喫茶していましたが。

中には落ち着いたレストランがありますので
また!いつかオトコをだましておごらせなさい。



しかたがないですね。
大川沿いを
入り口のある南門にまわりましょう。

河川敷には香具師(てきや)の露店が
二重三重にひしめいてならんでいます。
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あい変らず香具師にはキツい時代です。
周囲にコンビニがたくさんあって
なんでも売っていて!衛生的で安価ですからね。

缶ビール(アサヒスーパードライ)をどこの店も
500 円で売っていましたがあまりにも高いような。
桜宮橋のたもとの
ディスカウントショップのドン・キホーテでは
200 円で釣り銭を出していましたよ。

おたまじゃくし!?
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おたまじゃくしすくいがありました。
どこから集めてきたのでしょう。

なにも買わずに歩けば
とがめるように
小さな風にたくさんの桜吹雪が舞います。
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花びらの中のおね~さんは美しい?!
びんが目尻がえりあしが!
早いはなしみんな紛れて!
美しいような気がします。あは。



南門から桜の通り抜けに入れてもらいましょう。

ああ!ソメイヨシノと違い
まだ!咲いている桜は少ないような。
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緑色の花びらは鬱金(うこん)ですか。
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同じく緑色の
御衣黄(ぎょいこう)は毎年人気ものです。
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どうしても咲いている花が注目されますね。
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やっぱりなんでもいいから
咲かなければいけませんね。
おね~さんも咲いてくださいね。
つぼみのまま腐って行く定めに泣かずに。

「だれがやねん!」

ほら!もう「おばちゃん」になっていますよ。

もう数日で全体が明るくなります!きっと。



俳句や川柳を募集しています。
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作品を短冊にして木に下げるのですね。
それはやめて。
俳句のできばえがどうのというより
不潔に感じます!私には。
樹木を汚しているようで。

句碑も嫌いです。
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万葉集なんかの詩歌なら
多少は許せるのですが
近代の作品を
わずかな人の評価に基づいて建立するのは
傲岸不遜(ごうがんふそん)のような。

旧正門の横のソメイヨシノの大木が
花びらを散らしていました。
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この日で一番印象的なピンク色でした。
あなたのほほえみのようです。(お世辞です)

あれ?!
ソメイヨシノの父親(!)の
オオシマザクラ(大島桜)が縮んで(?)います。
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オオシマザクラは
長命で厳しい環境にも耐えると認識していたのですが。
これも昨年はもっと大きな木だったような。
なにがあったのでしょうか。

きれいな容姿の花を咲かせてはいましたが。
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