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五月山のウォンバット 箕面のゆずるくん [野道!山道!恋はけもの道!]

五月山動物園(大阪府池田市)です。
元気のいいウォンバットがいます。
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この子は女の子でしょうか。
ここにきたら定休日(火曜日)以外は
いつでも無料で会えます。

故郷はオーストラリア。
生息地以外では繁殖しにくいそうですが
この動物園では 2 世が生まれています。

ワラビーとかエミューとかアルパカとか
ちょっと珍しいお友だちもいます。

五月山に上ります。
池田市の中央にある山というより
丘という方がいいようなやさしい山。

山中に網の目のようなハイキング路!
というより散策路が造られています。

中腹の西の端に火床があります
8 月 24 日の
「がんがら火祭り」のときにともされ
闇に浮かぶ大きな「大一」の文字を
ふもとから見ることになります。

ちなみに東の方にも「大」の火床がありますが。

「大一」の火床の真上にきましたが。
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斜面が急過ぎてなにも分かりません。

真下に猪名川が流れ
横切る阪神高速道路の
コンクリート製斜張橋があります。
斜張橋の姿から
ビッグハープという愛称がつけられています。



尾根筋の「五月山ドライブウェイ」に沿う
ハイキングコースを進みます。

愛宕神社がありました。
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先ほどの「大一」の火は
「愛宕火」とも呼ばれているということは
この神社の祭事でしょうね。

尾根を行く「自然とのふれあいコース」は
アップダウンの少ない林間散策路。
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吊り橋があります。
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しばらくきていないので忘れていました。
吊り橋を見て思い出しました。
日の丸展望台がありましたね。
五月山の頂上らしいところに。
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霊園の中ですが。



ここまできたのですから
箕面に抜けてみます。
どうもこの辺の地理が
わが灰色の脳から欠落していますので。
もっとも昔は
後にもう 1 度くることなんか考えずに
無鉄砲に進んでいましたからね。

尾根筋を走る五月山ドライブウェイを歩きます。

ん?!
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まず!大きなアンテナ塔に出くわしました。
大阪府防災行政無線!?

歩いている人は皆無。
自然が残っていていいのですが
ダンプカーばかりに遭遇します。
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危ないったらありゃしない。

ああ!おいしそうなキノコ?!
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高い場所なので手が届きません。



思ったより時間がかかって
「ようらく台園地」の分岐点。

箕面の谷に向かって落ちるように下ります。
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トルネード階段とでも名づけたいような
くねくねと急峻な道。

「大けやき」?!
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あ!ほんのこの前
冬姿を見ていましたね。(拙ブログ 2016/03/14
ここまできたらもうなんとなく分かります。
帰れます。

気楽に尾根道を下ります。
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杉や桧や!その混成林。
やっぱり山は
照葉樹じゃないとうれしくありませんが。

植生保護ネット!?
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シカ(日本鹿)が増え過ぎているんですね。
オオカミがいませんからね。
ニホンオオカミでなくてもいいから
なん頭か放したらいかが。
不謹慎な発言だと
柳眉を逆立てるおね~さんもいましたが。

トンネルの向こうが
箕面の滝につづく「滝道」です!やれやれ。
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滝道を阪急の駅に向かって帰ります。

この前まで工事中だったのですが
箕面川の半島(?)に
きれいなトイレと休憩スペースができています。
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一の橋のそばの橋本亭。
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滝道の象徴的な建造物ですが
どうしたのでしょう。
工事用の塀に隠されています。

「ゆずるくん」が
マンホールのフタになっていました。
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「ゆずるくん」の本名は
「滝ノ道ゆずる」だとか。

箕面は「もみじ(紅葉)」だけではなく
ゆず(柚子)も名物なんですね。
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中之島駅ホーム酒場にて [食い逃げ未遂]

人生に自信がないのと
人の個別認識ができない!
つまり名前も顔もすぐ忘れてしまっているので
たいてい天下の大道をうつむいて歩いています。

雨がザカザカ降りつづく宵の口
さらに傘の陰に隠れて歩いていると
すれ違いざま「うっふん」との声。

声だけ聞けば
フーゾクのお仕事に急ぐ
たぶん!妙齢の妖艶な美人!?

ま!私とは無関係!
無視して通り過ぎたら
ご立腹です。

あああ!
長年!ハイキングの相棒を務めてくれていた
アラフォー(around 40)の発情!
あ!もとい!
お色気(これも不適切かな)おね~さん。

それでどうなったのか
思い出したくもないのですが
拉致(?)されて
地下鉄に乗って
京阪電車に乗り換えて!さらに乗り継いで
京阪・中之島駅に。

アイスコーヒーを買いに
近所まで行くところでしたから
ボロボロの雪駄(!)に破れたTシャツの
くたびれた格好なのに。

「いつもの山行スタイルじゃないの!」

だいぶ違います!恥ずかしいですだ。



大勢が並んでいます。
30 分待ち!だとか。
「中之島ホーム酒場」
4 日間限定(2016/06/22 ~ 25)オープン!?
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入場料がいるんですって!

「買ったよ~!」
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入場券兼 100 円の食券 10 枚!
ひとり千円です。

3 番線ホーム全部が酒場です。
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通勤電車が酒場に変身しています。
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立ち飲み酒場に変えている車両も。
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テーブルをおいているところも。
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この酒場のテーマが「ノスタルジー」?!

車両ごとにいろいろと工夫して
昭和の酒場を演出したらしい。



いつまで歩いているんですかぁ!
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落ち着いてください!
美人なんだから!(たぶん!)
たまたまオトコグセと
オトコ運が悪いだけなんですから。

「かんけーないやろ!」

ドーナツ販売のおね~さんが笑っていますよ。
200 円!おいしいそうですよ。
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「ドーナツは後で考える~!」
「酒!さけ!酒!にっぽんしゅ~!」

アル中かぁ!?



車内(?)はどこまでも満員!
やっと!ホームに席を確保。
ほら!周囲の女性の中で一番きれい!後ろ姿は。
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おあつらえ向きに日本酒!
京阪沿線の地酒販売の前!
それに京阪は琵琶湖まで延伸していますので
おね~さんの大好物の琵琶湖の湖魚も!
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はい!日本酒と生ビールと
ワカサギとシジミで乾杯!
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「アユの塩焼きは~!?」

あのね 6 月ですよ!
アユはまだコケについていません。
まだ虫に食らいつく
数センチの稚魚ですよ!天然ものは。

「天然ものでなくてもいい!」
「冷凍でも外国産でも食べた~い!

もう!わがままなんだから。
買いに行ったら
(天然ものかどうか知りませんが)
(大きな塩焼きが売っているのです)
ちょうど売り切れたところ!
ご立腹です!はは!オラ知らないもんね!
明日また持ってくるといっていますよ。



ここ「中之島駅」は大阪の真ん中にあるのに
知名度の低い駅ですね。
私の周囲のお年寄りはだれも知りません。

開業が平成 20 年(2008)と新しい。
1 日の利用者数が 5,000 人もいません。

だいたい「中之島」といったって
淀屋橋やなにわ橋がある
東の方しかイメージが湧きませんが。

中之島は大川(旧淀川)が
堂島川と土佐堀川に分かれてできた
東西約 3km ほどの細長い中州ですが
この駅は島の西の端なんです。

それだから夜になると
酒場のスペースを確保できるくらい
閑散となるのでしょうか。

知名度を上げるために
頑張っているのでしょうか。



うたい文句の
「レトロ」は感じられませんでしたがね。

残ったチケットは 200 円分。
おね~さんは駄菓子コーナーに。
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「なつかしい!」
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なんですか?
粒ガムを小さくしたような餅?!
これ!餅なんですか!?

硬くて変な食感の
餅(?)を食べながら帰ります。
色気のないこと。

この駅は地下にありますが
地上はまだ強い雨。
どこかで雨宿りしたくても
ふたりとも懐中不如意では、、、ねぇ。
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酢漬けの柿サラダ なめくじ狩り [手のひらを太陽に]

渋柿の酢漬け(?)を食べなければ。
ま!柿酢になれなかった渋柿の
なれの果てですが。(拙ブログ 2016/06/11

渋は抜けているものの!とても酸っぱい!
なんでも濃く深い方が好きな嗜好ですから
望むところではありますが。

どうして食べましょう。
とりあえず!皮をむいて切って!そのまま。
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セロリとセロリの葉!青ネギ!こんにゃく!
ワカメ!茹でたジャガイモ!納豆!といっしょに
マヨネーズと醤油でかきまわして、、、。

と思いましたが
ひとり!ハイボールをちびちびやっていたら
かきまわさずに
1 片ずつつまんで小皿に取って
マヨネーズや醤油をつけて
時間をかけて完食しましたが。



それでもたくさん残りました。
これで「なめくじ」をおびき出せませんか。



というのは先月!
発泡酒やビールに集まる「なめくじ」を
捕獲しました。(拙ブログ 2016/05/23

1 週間で 139 匹!
1 日に 20 匹ばかり捕まえたことになります。

全然減りませんが
生来のドケチ精神が頭をもたげてきました。
発泡酒は飲むにかぎります。
なめくじに使うなんて!もったいない。

「お~い!ぬか!ぬか持ってって~!」

ある米屋さんが私を見るたびに
大きな声をかけてくれます。

そこで米を買ったことはないのですが。
いい人です。
でも!まるで
私がただでもらった「ぬか」だけ食べて
糊口をしのいでいるみたいじゃないですか!

いつもはこそこそ通り過ぎるのですが
そうだ!
ぬか!ください。
発泡酒に代えて
「ぬか」でいいのじゃないでしょうか。



「米ぬか」でも
充分「なめくじ」は寄ってきますね。

大きなバケツに水を張って
ぬかを浮かべていたら
やっぱりなん匹かはおぼれ死ぬかも知れません。

でも!
わが家の大庭園(?)にそれは無理ですので
深夜に割り箸でつまんで捕獲します。

「ぬか」に切り替えて 7 日。
69 匹殺しました。
1 日あたり 10 匹ですね。

それからゼロの日が 3 日つづいたので
絶滅したと思っていたら
たまたま置いた発酵油粕に突然 9 匹!

梅雨に入ってから
油粕に毎晩 1 ~ 3 匹出ています。

ゼロ匹の日もありますが
2 日連続することはありません。

最近の個体の大きさは
数ミリの赤ちゃんなめくじばかりですが。

どこから生まれてくるのでしょう。



昆虫は自然発生です?!

ミツバチは
ライオンやオスウシの死体から発生。

スズメバチはウマの死体から。
ジガバチやアブもそうらしい。

古代ローマ帝国の博物学者の
プリニウス(22 ~ 79)は
そう書き残していました。

古代ギリシアの哲学者の
アリストテレス(BC384 ~ BC322)も
いっているようです。

ゴキブリは
ロバの腐肉から生まれ
ウナギは
浅い池の中に浸された馬の毛から発生と。

チョウは
ハツカダイコンの朝露から生まれるのだそうな。
きれいですね。はは。



信じたくなりますね。

わが家の「なめくじ」も
腐った落ち葉や
油粕から発生しているのでしょう。

なかなかいなくなりませんね。



それで柿の酢漬けです。

このキョーレツな匂いで
隠れているなめくじをおびき出し!
土からの発生を促進させたいと
思っていたのですが。

あ!
うっかり
「生ゴミの日」に出してしまいました。

やっぱり今晩も
「ぬか」で
なめくじ狩りをしています。



(ウェザーレッド著/)
(古代へのいざない プリニウスの博物誌/)
(中野里美訳/を参照しました)
(敬称略)
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四天王寺のお大師さん [わが街・大阪ブギウギ]

ショートカットします。
四天王寺の境内を斜め横断したいのです!
南門から入ったら!あ!露店だらけ。
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今日は 21 日
弘法大師の縁日
大師会(おだいしさん)でしたか。
お像の前でも法要しています。
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用事を終えて引き返してみると
蒸し暑い中!売れ行きが芳しくないのか
撤去し始める香具師(てきや)がぽつぽつ。
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最近の露店商は
つぎつぎに新製品(?)を扱っていますが
ここは昔ながら
古着や古物・骨董品が多いですね。

頭(かしら)!
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アルバムです。
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フツーの家のアルバムがいっぱい。
結婚式やら
こどもが三輪車に乗ったり
真新しいようなセーラー服姿だったりの写真。

すごいですね。
なにがすごいかにわかに答えられませんが
すごい。

たくさんの蒐集品や記録を残して
逝った人を見てきましたが
遺族はすぐゴミとして処分していましたね。

これらのアルバムはどんな経路でここに?!



買わんでもええよ!
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閉店セール!ですか。
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いい字じゃないですか!不謹慎ですが。

これは売りものじゃありません。
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萬燈院・紙衣堂(かみこどう)前の
「木槌(きづち)たたき」です。

木槌で臼を 3 度たたき
悪いところ!または!丈夫にしたいところを
3 度たたくというもの。



耐震工事をしていた五重塔の
足場が上半分取れています。
縁日にはいつも無料開放されています。
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金堂では読経がとぎれません。
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金堂の中には大きな救世(ぐせ)観音?!
いや!聖徳太子像が本尊として
お祀(まつ)りされていますが。
撮影はダメです。

救世観音といえば
法隆寺の夢殿の秘仏を思い出されます。
1883 年フェノロサが
秘仏をよみがえらせたのですね。

木綿の布で包帯のようにきっちり
ぐるぐる巻きにされていた秘仏。
布は 450m 以上あったそうですよ。

それが 1,000 年の眠りから覚めた救世観音
いや!聖徳太子の像だったとか。

ちょっと異様な顔立ちなんですよね!私には。
大昔に初めて一瞥したとき
有識者がいう「おだやかなほほえみ」なんて
思えなかったのですが。

あるとき
梅原猛著/隠された十字架/を読んだとき
なるほどと納得させられました。

「この像は怨霊になった聖徳太子」
「その怨霊をとじこめている」
という主張でした。

梅原説の法隆寺の他の怨霊封じ込め施設は
理解力が不足しているためか
知識の集積がかんなくずのようなためなのか
あんまり賛同はできませんでしたが。



菅原道真も
雷神になって襲ってくるといわれたように
政敵にとっては
夢にうなされることが多いようですね。

聖徳太子も
多くの人の夢枕に立ったのでしょうか。

それで!その逆で!
思い出されることがあります。
四天王寺に
守屋祠(もりやのほこら)があります。
奥殿の陰!境内の片隅に。
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あ!この日は立ち入り禁止ですね。
以前に行ったことがありますが。
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「守屋」とは
聖徳太子が 14 歳のとき殺した
排仏派の物部守屋でしょうか?!

聖徳太子も生まれながらの
慈悲深い性格でもないのかな。
政争のまっただ中!
血で血を洗ってきたのでしょうか。

それで!
聖徳太子もうなされたのでしょうか。

「守屋」の鎮魂のため?!
「もう!うらんじゃや~よ」と祈る祠!?

もしそうなら
うらんだりうらまれたり
たたったりたたられたり!
人より抜きん出ている人たちは忙しいですね。



(敬称略)
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大阪府最古の浪花酒造 [工場見学]

「酒蔵に行きましょう」

病みあがりのお大尽に誘われて
食い意地が張っているものはふたつ返事。

「ぼちぼち歩いてから行きますか」
土地勘のあるお大尽に従います。

大阪府も和歌山県に近い岬町。
南海電車の淡輪(たんのわ)駅の前の
大きな前方後円墳に
大粒の雨がたたきつけていました。
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宇度墓と宮内庁の高札があります。

垂仁(すいにん)天皇の皇子の
五十瓊敷命(いにしきいりひこのみこと)が
眠っているとか。

垂仁天皇は第 11 代天皇。
紀元前 69 年生まれ。
ま!だれも
古事記・日本書紀の記録を
そのまま信じてはいませんが。

数理文献学の計算によると
雄略天皇から 220 年前くらいの人らしいので
3 世紀中ごろに活躍した天皇?!

この古墳は 5 世紀後半の築造と
考えられているそうですから
治定がおかしいのでは。
発掘してみたらいかが。

スイレンが濡れています。
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白一色の花。
爽やかです。

爽やかですが
もう!ズボンがぐっしょり。
歩くんですか!病みあがりじゃないんですか。



淡輪海水浴場。
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せんなん里海公園!箱作海水浴場!とつづく海岸。

以前(拙ブログ 2013/09/25)お天気のいい日
ここはビーチバレーのメッカでしたね。
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ああ!雨の中でもやっている人はやっています。

黙々と歩いて
箱作(はこつくり)駅!
鳥取ノ荘(とっとりのしょう)駅を通過。

「もう!泉南市に入っていまっせ」

ああ!そですか。
ザックを伝う雨が尻で滝になり
なんとなく泣きたいですね。



法福寺で参詣するふりをして雨宿り。
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「お菊寺」と呼ばれているそうな。

寺伝によると
お菊は関白豊臣秀次の娘。

大坂夏の陣で徳川方に処刑されたとか。
そのお菊の木像がこの寺に残されているのですね。

さらにお菊の行動は「てまり歌」になって
伝承されているのだそうな。

阪南市のHPにその一部がのっていましたが。


波有手(ぼうで)で一番 六兵衛の子
六兵衛の娘は お菊とて
山口喜内(きない)に 嫁に行て
行てから七日も たたぬまに


波有手(ぼうで)とはこの地にあった村の名前。

お菊は秀次の娘ですから
三条河原で斬首されるところだったのですが
1 か月のあかちゃんだったためか難を逃れ
波有手村の豪族の後藤家の養女になり
紀州の山口家に嫁したそうな。

しかし!
今度は徳川の魔の手からは
のがれられなかったのですか。

わずか 20 年の数奇な生涯。
悲しいはなしです。

法福寺は後藤家の檀寺なんですね。



再び海岸に出て黙って歩きます。
気のせいかどんどん雨脚が強くなっているような。

尾崎駅まできました。

浪花酒造(泉南市)があります。
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創業 1716 年。
大阪府内では最古の酒蔵かも。
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代表銘柄は「浪花正宗」ですか。

最近になって
吟醸酒造りに特化していたそうですが
2013 年に
ラベル不正表示事件を起こしたのですね。

醸造用アルコールを含んだ普通酒をブレンドして
味を調節したのに
純米酒のラベルで製品を販売したなど
表示違反を犯したとか。

それで売り上げが 20%にまで落ち込んで
廃業を考えたそうなんですが。
北海道洞爺湖サミットでも使われた大吟醸を
守ることにしたそうな。

大変ですね。
大きなタンクがありますが
どこまで生産量が回復しているのやら。
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これを機に
まじめに造っていたら
よりいい酒ができるかも。

予約していないと
酒蔵の見学はできませんでした。

直売所で試飲させてもらいましたが。
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雨!降りやまず。



(安本美典著/大和朝廷の起源/参照)
(敬称略)
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