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万博記念公園のモリアオガエル [手のひらを太陽に]

万博記念公園(大阪府吹田市)に
茶畑がありました。
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寒冷紗を用意されていますから
碾茶(てんちゃ)でも作ったのでしょうか。
あ!玉露も覆いをするのでしたか。

街の中の公園ものどかですね。

水田?!
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田植えの前みたいですが。
梅雨どきになると
トノサマガエルが鳴くそうです。
その木々の向こうには
高速道路とモノレールが走っているのに
遠くにきたような。



6 月ですね。

不著衣冠近半年
いかんをつけざること はんとしちかく
水雲深処抱花眠
すいうんふかきところ はなをいだいてねむる
平生自想無官楽
へいぜい みずからおもう むかんのたのしみ
第一驕人六月天
だいいち ひとにおごる ろくがつのてん

清の袁枚(1716 ~ 1797)の
「銷夏詩」という七言絶句。(石川忠久訓読)

6 月の暑い中
宮仕えにあくせくと働くことをやめ
清らかな風景の中で
花に囲まれて眠る気楽さを詠っています。

石川忠久の解説によると
「花」とは「美女」のことだとか。
袁枚は大勢の美女に
かしずかれて暮らしていたらしい。

そりゃもう!
暑くても寒くても楽しいことでしょう。



小さな池の水際で
半夏生(はんげしょう)が咲いています。
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咲くとはいわないですか。
葉が白く化粧(!)しているのですね。

あ!
半夏生の池に白いかたまり。
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モリアオガエル!?

六甲山の上の方では
まだ産卵しているでしょうけど
大阪の平地ではもう時季が過ぎたのでは。

枝先ではなくほとんど地上ですが。
まさかシュレーゲル(アオガエル)の
地中の卵が出ているのではないでしょうね。

それより!こんな街の公園に
アオガエルが棲息しているとは!

近くの「渡りの沼」にも卵塊が!
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ふたつ(みっつ?)ありますね。
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自然観察学習館の水槽に
モリアオガエルがいました。
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学習館のおね~さんに
「渡りの沼」の前の
上津道をはさんで反対側の湿地にも
産卵していると聞いて!引き返します。

ああ!
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きれいです!産卵したばかりのようです。

ひとつじゃないですね。
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この道を今日は 2 度も通っているのに!
道から手が届きそうなところなのに!
気づきませんでした。
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注意力散漫!今さらですが。
私の 6 月はただ暑いだけですね。



(敬称略)
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