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酢漬けの柿サラダ なめくじ狩り [手のひらを太陽に]

渋柿の酢漬け(?)を食べなければ。
ま!柿酢になれなかった渋柿の
なれの果てですが。(拙ブログ 2016/06/11

渋は抜けているものの!とても酸っぱい!
なんでも濃く深い方が好きな嗜好ですから
望むところではありますが。

どうして食べましょう。
とりあえず!皮をむいて切って!そのまま。
blog酢柿サラダ.jpg

セロリとセロリの葉!青ネギ!こんにゃく!
ワカメ!茹でたジャガイモ!納豆!といっしょに
マヨネーズと醤油でかきまわして、、、。

と思いましたが
ひとり!ハイボールをちびちびやっていたら
かきまわさずに
1 片ずつつまんで小皿に取って
マヨネーズや醤油をつけて
時間をかけて完食しましたが。



それでもたくさん残りました。
これで「なめくじ」をおびき出せませんか。



というのは先月!
発泡酒やビールに集まる「なめくじ」を
捕獲しました。(拙ブログ 2016/05/23

1 週間で 139 匹!
1 日に 20 匹ばかり捕まえたことになります。

全然減りませんが
生来のドケチ精神が頭をもたげてきました。
発泡酒は飲むにかぎります。
なめくじに使うなんて!もったいない。

「お~い!ぬか!ぬか持ってって~!」

ある米屋さんが私を見るたびに
大きな声をかけてくれます。

そこで米を買ったことはないのですが。
いい人です。
でも!まるで
私がただでもらった「ぬか」だけ食べて
糊口をしのいでいるみたいじゃないですか!

いつもはこそこそ通り過ぎるのですが
そうだ!
ぬか!ください。
発泡酒に代えて
「ぬか」でいいのじゃないでしょうか。



「米ぬか」でも
充分「なめくじ」は寄ってきますね。

大きなバケツに水を張って
ぬかを浮かべていたら
やっぱりなん匹かはおぼれ死ぬかも知れません。

でも!
わが家の大庭園(?)にそれは無理ですので
深夜に割り箸でつまんで捕獲します。

「ぬか」に切り替えて 7 日。
69 匹殺しました。
1 日あたり 10 匹ですね。

それからゼロの日が 3 日つづいたので
絶滅したと思っていたら
たまたま置いた発酵油粕に突然 9 匹!

梅雨に入ってから
油粕に毎晩 1 ~ 3 匹出ています。

ゼロ匹の日もありますが
2 日連続することはありません。

最近の個体の大きさは
数ミリの赤ちゃんなめくじばかりですが。

どこから生まれてくるのでしょう。



昆虫は自然発生です?!

ミツバチは
ライオンやオスウシの死体から発生。

スズメバチはウマの死体から。
ジガバチやアブもそうらしい。

古代ローマ帝国の博物学者の
プリニウス(22 ~ 79)は
そう書き残していました。

古代ギリシアの哲学者の
アリストテレス(BC384 ~ BC322)も
いっているようです。

ゴキブリは
ロバの腐肉から生まれ
ウナギは
浅い池の中に浸された馬の毛から発生と。

チョウは
ハツカダイコンの朝露から生まれるのだそうな。
きれいですね。はは。



信じたくなりますね。

わが家の「なめくじ」も
腐った落ち葉や
油粕から発生しているのでしょう。

なかなかいなくなりませんね。



それで柿の酢漬けです。

このキョーレツな匂いで
隠れているなめくじをおびき出し!
土からの発生を促進させたいと
思っていたのですが。

あ!
うっかり
「生ゴミの日」に出してしまいました。

やっぱり今晩も
「ぬか」で
なめくじ狩りをしています。



(ウェザーレッド著/)
(古代へのいざない プリニウスの博物誌/)
(中野里美訳/を参照しました)
(敬称略)
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