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岡潔のトマトごはん [もっそうライス]

紀伊国(和歌山県)と河内国(大阪府)の国境の
紀見峠(=紀伊見峠 きみとうげ)に
岡潔(1901 ~ 1978)の生誕の地と書かれた
碑がありました。(拙ブログ 2016/06/17
blog岡潔01.jpg

岡潔は高名な数学者とどこかで知りましたが
数学も算数も
できれば会わずに通り過ぎたい人生のものには
敬遠したい人ですが。

昔から数学は公式が覚えられません。

たとえ忘れていても
じっと見つめていたら
公式の生い立ちが浮かんできて
自らで公式を導き出すことができる!
義務教育から大学まで試験に出てくるような数学は
大昔に考え出されたもの!
簡単!簡単!恐れることはない!
なんて同級生の多くはいっていましたが。

私の脳はそれ以上前
たぶん 300 万年くらい前の
数学のなかった時代の構造でしょう!
なんにも浮かんでこないのですが。

ついでにいいますが漢字!
これが苦手で今もずっと苦労していますが。

象形文字だ!
「鳥」の字を忘れても
「鳥」の姿を思い浮かべれば
すぐ思い出すじゃないか!なんてうそぶいて
私よりいいかげんな人生を送っていた同級生たちが
すらすらと書いているのが
不思議でたまりませんでしたが。

応用力がないのですね。

青春前期に

「昨日どうだった?!」

“なにが?”

「したの? けーあいえすえす」

なんて友人に問われて
「けーあいえすえす」が
理解できなかったことがありました。

「敬愛」?「恵愛」?
「えすえす」?
エスエス製薬に
なにか不謹慎な遊びをする薬があったっけ?

なん日も経過して
「けーあいえすえす」は「KISS」かぁ!なんて
大きな発見したかのように声を上げたり。

応用力も学習力も記憶力も皆無でしょうねぇ。

なにをいっているのか
自分でも分からなくなりましたが
ということで!
数学は嫌いです。

ま!数学だけではなく
好きな学問はありませんけどね。



手元に岡潔著/春宵十話/がありました。
買った記憶がありません。
相当な古書です。
読んだ記憶もありません。
昭和 38 年(1963)発行ですので
買うとしたら古書店からでしょうけど
なんの手がかりもありません。

最近!アマゾンなんかで古書を買えば
なんのマークもありませんが
昔は古書店のチェックが
どこかにあることが多かったのですが。

なんと!同じものがもう 1 冊出てきました。

私の所有する本じゃありませんね。
たぶん!だれかの預かりものか
不要になったから捨てるというものを
もらったのかも。

××十年前にはよく拾ってきていましたから。

読書好きでもないのに
本はジャンルを問わず
ただなら持って帰っていました。



「春宵十話」は
私にはあんまり面白い内容ではありません。

「象牙の塔」の常識を
私たち市井の民に押しつけているような。
ま!理解力がないものがほざくのですから
お許しあれ。

最近の(その当時の)学生たちの智力が
自分たち世代の
27,000 分の一だと怒っています。

「連句」ができないというのです。
それだけで智力がないというのです。

はは。(失礼!)

詩を作れない偉人は数多(あまた)います。
短歌や小説の評論は優れているのに
自分ではまったく作れない人も。

果たして句作だけで
智力の測定ができるのでしょうか。



この「27,000 分の一」は
漫画家の東海林さだおも拝聴しています。

漫画家は一方通行のはなしを
ズボンのシワが寄るのを気にしながら
かしこまって聞いていたらしい。

「最近の女性は性欲丸出し尻ふりダンス」
セックスは種の保存のため必要だといいながら。

「男たちが輪姦して」
「女が喜びを知って共産主義に走っている」
共産主義がお嫌いのようです。

長年!女子大で教鞭を取っていると
よく知っています。
ん!?
よく知っているんでしょうかねぇ。



この数学者は
浮世離れのはなしができるほど恵まれています。

第一に幼少時から
「食う」ことに苦労していないような。

「食う」といえば
昭和 42 年(1967)のある日の先生宅の夕食。

1 家 7 人めいめいが
勝手なことをしながら食べる。

プロ野球の放送をラジオで聞きながら
(TVは孫が見ているようです)
ビールを飲んでお菜を食べる。

残ったごはんに
トマトをのせて醤油をかけて食べる。

時計に合わせて食事はしないようです。
会社勤めは無理ですわな。



では!私もトマトごはんを。

トマトを切って
マーガリンで焼きます。

醤油をふります。

あ!そうそう
醤油は先生が長年通った大学の近くの
向出商店(奈良市手貝町)の再仕込み醤油です。
高価です。あは。

ごはんにのせます。
blog岡潔02.jpg

青ネギは好みで常備しています。
トマトの皮は私の鬼のような牙には味のうち
むきません。

これで輪姦したり
されたりして共産主義になれるかなぁ。
毛沢東!ばんざい。

あ!いや!
スーパーで買いものどきに
暗算が早くなるのかなぁ。



(岡潔著/春宵十話)
(東海林さだお著/ショージ君のにっぽん拝見)
(アサヒグラフ編/わが家の夕めし/を参照しました)
(敬称略)
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