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六甲山徳川道 桜谷道 摩耶山 [みんなで歩けばこわくない]

7 月定例の
仮面(氏素性を明かさなくてもいい寄せ集めの)
ハイキングです。

暑くて大変です。

六甲山の山中の神戸市立森林植物園から
徳川道を東に進みます。

あ!そちらには行きませんよ。
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そこは「飛び石渡し」でしょうか。
もう!なん度か洪水等で
形が変わっていますけどね。
橋の代わりに飛び石を並べていたらしい。

(江戸時代の)公道にある飛び石。

はは!へっぴり腰ですね。
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「ここ!ホントに徳川道?!」

そこは最近の仮設道。
徳川道ができてから 150 年経っていますからね。
崩壊したり!自然に紛れてしまっているところが
多いのでしょうね。



だいたい徳川道は実用的な道だったのでしょうか。

江戸時代の終わり
兵庫の津(神戸港)を
外国に開港することになったのです。

そうなると生麦事件のように
大名行列と外国人のトラブルが心配。
海岸沿いを行く西国街道は危険。

そこで!バイパスを造ることにしたのですね。

しかし!
にゃんこの額のような平地しかない神戸。
ということは山上に造るしかないですね。
あとは海上でしょうけど!現実的にはねぇ。

大変ですね!往来する武士たちも。
遠くから歩いてきて
なんで!わざわざ六甲山の山登り!?

でも!利用した記録が残っていないようです。
どこの道中記にも。

兵庫開港が 1867 年!
明治維新が 1868 年!
開通と同時に江戸幕府は消滅したのです。
なんのために造ったバイパス(徳川道)やら。

幅員は
2 間(3.6m)を原則としたとも聞きましたが。
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このあたりはそうだったのかも。



「摩耶山(まやさん)とありますよ」
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桜谷道ですか!
私は歩いたことはありませんが
持参の最新の地図では
(私のものでは最新ですが 1992 年発行です!はは)
摩耶山まで 30 分です。

予定では穂高湖に寄るつもりなんですが。

「暑いし!穂高湖はまた今度でいいです」
「早く!摩耶山に行きたい」

このハイキングで
原則!予定を変えることはありません。
そんな優柔不断なことをしていては
事故を起こしますから。

でも!今回はいいか!
ズルしますか!ともかく蒸し暑いので。

なんの変哲もない道ですね。
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しかし!しんどい上りばっかり。

なん度か渓流をクロスします。
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この縫って行く谷が桜谷というのでしょう。

バテましたね。
とても 30 分で抜けられる
谷じゃないですね!私たちには。



1 時間ほど歩いて
アラフォー(around 40)のおね~さんが
倒れ込みました。
出張なんかがあって仕事で疲れていたのですね。

さいわい木陰で涼しい。
服装を大胆にゆるめて寝ころんで休んでください。

胸を少しはだけただけで!色っぽい!
それでかどうか
山ではどんな女性でもより美人に見えるそうな。
山中で出会ってムラムラとなって求婚し
町にもどって後悔している男性多数。

それは女性にもいえることかも。
ま!そんな山賊(?)に襲われないように
そばについて!うちわであおいでいますから。

「あなたが山賊に見える」
「財布に気をつけて」

この非常時に横で冗談いわないで。
おね~さんが不安がるじゃないですか。
先に上っていてください。

あれ!そのへたり(座り)込んだところが!
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産湯の井(うぶゆのい)じゃないですか。
摩耶自然観察園の中です。
もう着いていましたよ。
山頂はすぐそこです。

この水を産湯に使って
こどもの健やかな成長を祈っていたのですね。

おね~さんの出産時には
そのときの旦那が許せば汲みにきてあげますよ。



摩耶山の山頂付近にある掬星台(きくせいだい)です。
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ロープウェイ駅とTVの電波塔があります。

「1000 万ドルの夜景」も昼間はかすんでいます。
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こどものように走り込んで
ロープウェイの一番前の席を確保。
下界を見ながら帰ります。
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ケーブルカーに乗り換え。
またしても走って走って一番前に座り込みます。
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歩いた距離はそんなにないのに
疲れた夏のハイキングでした。
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