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ナマズのかば焼き 近大発なまず [食い意地]

ナマズ(鯰)食べますか?!

「食べる!食べる!」

アラフォー(around 40)のおね~さんが
ふたつ返事。

この人は大阪市の中心部で生まれ育ったのに
淡水魚を食べることに
執念に似たものがあります。

たぶん恋の遍歴のどこかに
川魚の好きなオトコがいたに違いありません。

それはともかく
イオンで税抜き 1,480 円で買ってきました。
「近大発なまずの蒲焼」と表示してあります。
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近大(近畿大学)が
6 年かけて養殖技術を開発したものだそうな。



ナマズの養殖法は
すでに確立していたのじゃなかったの?!

今!手元にある
昭和 50 年(1975)発行の古い書籍
石田力三 他著/淡水魚養殖相談/に
「ナマズ」の項目もありますけどね。

「埼玉県水産試験場」が中心になって
指導しているとの記述があります。
稚魚の生産が難しい場合には
その試験場が販売してくれるともありますが。

ああ!それは
「ナマズ」の養殖ですか!?
変ないい方ですが。

ナマズの養殖には違いないのですが
今回の近大ナマズは
ウナギ(鰻)の代用としての
ナマズなんでしょうか。

ナマズを食べるのじゃなくて
ウナギのつもりで食べられる
魚の養殖でしょうか。

それで「水」と「エサ」を工夫して
ウナギの風味に近づけたいのですね。



ナマズはナマズとして食べてもいいような
気がしますけどね。

なん年前でしたか!突然!
このおね~さんが
私の企画する
ハイキングの相棒に就任(?)されたころ
川魚好きだと聞いて
京都は修学院離宮の近くの
ナマズ料理の「十一家」を思い出しました。

ナマズ料理専門の料亭です。
ウナギの代用料理じゃないのです。

招待されるのもするのも気をつかいますので
割り勘ということで
予約を入れようとしたのですが
残念!廃業されていました。



思えば遠い日!
海や山に無鉄砲に出かけていましたね。
お金も支度も全然ないのに。

たちまち食糧不足に陥り
なんでもかんでも
採集狩猟して食べていたような。

ウナギもナマズも食べましたよ。
似ているといえば似ているギギもアカザも!
サンショウウオも!
サンショウウオは魚ではないですが。

みなさんの意見では
ギギは身が薄くて
「ウナギのようにおいしくない!」でしたが
私はそのあっさりした味が結構好きでしたが。

どうしてもウナギでなくてはいけませんか。



近大ナマズ!
日暮れの公園で食べるのも変ですね。

近くにある自称・高級割烹に行きましょう。
電子レンジも食器も借りましょう。

「マスターのきげんが悪くなるのじゃないの」

あなたが「うっふん」とお色気を出せば
大年増好きのあのおじさん!いちころですよ。

「だれが大年増やねん!」

20 数センチありますね。
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ウナギよりふくよかなような。

おいしいですか?!
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「柔らかい!」
「でも!たれにパンチがないような、、、」

マスター!ウナギのかば焼きのたれと
粉山椒を貸して!
借りても返せないから!ちょうだい。
うっふん。(私がいってもにこりともしませんね)

これでどう!?

「おいしい!身も厚いし!いいんじゃない」



復唱しますが
私はウナギの代用じゃなく
ナマズは
ナマズとして食べればいいと思うのですが。



(敬称略)
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