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梅田のイナゴ [手のひらを太陽に]

イナゴ(蝗)が!
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ここは梅田ですよ!
大阪駅の北ですよ。
見上げれば「梅田スカイビル」の威容が!
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積水ハウスが造っている
「新・里山」の棚田の稲の中に
イナゴがたくさんいました。
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今年生まれたような
可愛いカエル(蛙)も跳びはねています。
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ビル街の中!どこからきたのでしょう。



大昔はこのあたりは湿地帯らしい。
埋め立てて湿田や菜の花畑にしたりしたから
「埋め田」でしょうか。
やがて「梅田」ときれいな漢字をあてたのかも。

あんまり役に立たない土地だから
大坂(大阪)七墓のひとつ
「梅田三昧」があったところ。

「梅田三昧」の「三昧(ざんまい)」とは
どういう意味か
教えてくれる人にも出会いませんが
火葬・埋葬のことは
なんでもできるところだったのでしょうか。

菜の花が咲いて!湿田があって!
野辺の送りがあって!
牛を遊ばせる土地だったので
明治 7 年(1874)
大阪駅が建設されたのですね。

蒸気機関車は火の粉が飛びそう!
街の中にやってこられては危ない!
大火事が起きそう!
その心配の薄い僻地(?)の
梅田が選ばれたとか。



そのときのイナゴやカエルの子孫!?
まさかね。
「新・里山」を作り始めた
20 数年前には自然なんかはなく
他の自然環境からも遠く離れていたはず。

棚田を取り囲む雑木林も育ってきました。

林の中の池。
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「このあたりがいいような」

「やめて~!おそうのは!」

「そ!池に沈めます」

なんて!だれがするもんですか。

「だいいち!沈まないでしょう!そのボディ!」
「浮くでしょう!少々の重りでは」

「失礼な!夏やせしてるのに」

どこがですか!
飲み過ぎですよ!毎日。

そんなおちゃらけではなく
わが家のカワニナが増えたので
このあたりに放流したらどうでしょう。

エサはなんとかなるんでは。
カワニナはなんでも食べます。

特にわが家のカワニナは
枝豆でもスパゲティでも桜の花びらでも
ミミズでもコガネムシでも食べますよ。
貧しい家の子(!)はたくましいのだ!



「新・里山」から
梅田スカイビルをはさんで南側
滝の流れる「中自然の森」も
観察しておきますか。
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あ!
ここの流れにカワニナが確認できます。

「新・里山」と
「中自然の森」の水はおなじもの?!
おなじ水が循環しているようです。

すると「新・里山」の流れにも
すでにカワニナがいるのかも。

残念!
別の場所を探しましょう。
おね~さんを沈める、、、のじゃなく
カワニナの新天地は。

新しい人工の自然がいいのですが。

わが家のカワニナたちは
大阪産の個体と京都市からきたものと
奈良市からきたものが
混ざって子孫を作ったので
遺伝子が乱れて(?)いるでしょうから
いたずらに既存の河川に放流はできませんね。
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