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清水寺の青龍会 月のない十五夜 [平安京有情]

わ!
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いきなり大きな竜が出現!
目の前で暴れ出しました。
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アラフォー(around 40)のおね~さん!
頭をかんでもらったら!
少しはお色気が上品になるかも?!

「かむのは!獅子舞いでしょ!」
「え?だれが色気ばばぁやて?!」

「ばばぁ」なんていってませんよ!思っていても。

ここは!京都は洛東の清水寺。
清水の舞台の上でのたうっています。
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大きな竜ですね。
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やがてどこかへ行ったと思ったら
下に降りて
音羽の滝に水を飲みに行ったようです。
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すぐ!観光客をかき分けて上がってきましたが。
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後を追いたくても
芋の子を洗うような観光客で身動きがとれません。



今日(2016/09/15)は十五夜だそうです。
旧暦の 8 月 15 日ですか。

「お月見」をするような雰囲気は
なにもありませんね。
これから準備するのかも知れませんが。

竜は「お月見」とは無縁ですよね。
青龍会(観音加持)でした。

この「青龍」は観音菩薩の化身。
善男善女の幸福を祈って練り歩いていたのです。

四神相応の思想ですね!仏教でも。

平安京はこの思想で建設され
北に山(玄武)
南に池(朱雀)
西に道(白虎)
東に河(青龍)となっているという人が多いですが。

ここは洛東!
すなわち青龍の棲んでいるところかな。



十五夜の行事を探しにきたのですが
夜にならないと分からないのかな。

「あれは!?」
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正面にあるのは子安の塔。
後ろの山はなんでしたっけ。
豊臣秀吉が眠る山なら阿弥陀ヶ峰ですが。
ま!「東山三十六峰!草木も眠る丑三つどき」の
山のどれか。

大げさにいえば!なん十年ぶりかに
子安の塔に行ってふり返れば
清水の舞台が正面に見えますね!あたりまえですが。
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清水寺は「葬式仏教」寺院ではありません。
「観光仏教」寺院ですが。
それにしてもすごい人!
なにが現代人をこんなにもひきつけるのでしょうね。



表参道を下ります。
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小・中・高の
可愛らしい(たぶん)修学旅行生が多いのですが
よく迷子になりませんね。

おね~さん!どこかへ行きましたね。

「後ろにいるよ!あなたでしょ!迷子は」

産寧坂(三年坂)を下ります。
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なにか!?
面白いものがありますか!うれしそうですね。

あ!お嬢さんたちが胡瓜の 1 本漬けを丸かじり!
上から!横から!
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なるほど!?そんなことを連想しましたか!

「あなたねぇ!だれがスケベなことを」

あ!私はスケベもなにもいっていませんよ。

二年坂を下ります。
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一念坂(一年坂)は!?
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下ると威張っていうほどの傾斜はありません。



八坂神社の本殿の前の舞殿には
ススキが飾られています。
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やっと「お月見」らしいものに出会いましたが。

管弦楽!筝曲(そうきょく)!祇園太鼓なんかが
奉納されるそうですよ。

夜を待ちますか。

結局!待たずに帰ります。



大阪へ帰って自宅に向かって歩いていると
日は暮れたのにいつになく
山阪神社(大阪市東住吉区)が明るい!
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観月祭をしています。
巫女(みこ)の舞ですね。

あ!
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宮司も舞うのですか。

それから!
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年に不足はない人たちの
楽器演奏の奉納がつづきます。

有名な人かどうか知りませんが。

そうそう!月は?!

どこにもありませんが。
雲の陰かも。
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