肉フェス 肉食こそ闘争心

大阪ドームです。


もっとも今は体を売っていますから
いや！名前（施設命名権）を売って
糊口をしのいでいますので
（かどうか知りませんが）
マスコミは違う名前で報道していますが。

「スーパープレミアム肉フェス」！


「～NEW YEAR ニクトーバーフェス～」
（2017/01/05 ～ 09）が
大阪ドームで開催されていました。

ワンコイン！？

500 円で「肉」を食べられるのですか？！

食べられません！

入場料だけでワンコインも取られます。
「OSAKA PiTaPa」で支払えば 250 円でしたが。

いつもワンコインでランチが可能な
ランチパスポートを使っていると
ランチは 500 円くらいと錯覚してしまいます。



客席は立ち入り禁止にして
グラウンドエリアだけを使用しています。


全国の肉料理店が 20 店あまり出張しています。


高いのなんの！
1 品！ほとんど 1,400 円！？
「食べ比べをしてください」！？
バカやろ～！
できるかぁ！貧乏人をバカにすんな～！

新春大型コラボレーション？！


「肉フェス×オクトーバーフェストwtihあいぱく」！？

あの高いビール（小グラスで 900 円くらい）の
「オクトーバーフェスト」と
高価な「アイスクリーム万博」のコラボ！

おしっこして帰ります。
トイレ借用 250 円でした。



大阪ドームの前にスーパー！？
イオン（大阪ドームシティ店）があります。

「FOOD STADIUM」という
広いスペースがあるじゃないですか。


ランチにすべぇ。

ここで「肉」でもしますか！
肉を食わなきゃ力が入りませんなぁ。

先の戦争（といっても 70 年も前のことですが）で
日本帝国陸軍はロクなものを食べなかったから
肉食軍団に敗北したんじゃないの！？

船に乗っている海軍は
結構豊富に食料を積んでいたようですけど。
沈められたら食べられませんわな。

フランス料理の完成者と称されるエスコフィエは
普仏戦争（1870 ～ 1871）に従軍していますが
敗北近くなっても「肉」を求めていますね。

殻つきの半熟卵
牛のレバー　フィーヌ・ゼルブ風味
冷製肉
グリュイエール・チーズ

砲弾が雨あられの中のランチですか！これが。
どんな料理かイメージが湧きませんが
「肉食」ですなぁ！たしかに。

普仏戦争は日本では明治維新のころですよ。
さらに 70 年後の太平洋戦争のときの
連合国側のレーション（糧食）は推して知るべし。

負けますわな！それだけで！日本は。



先ほどの「肉フェス」ほどの高価なものは
嚢中（のうちゅう）が泣きますが
あるじゃないですか！
ステーキの丼が 680 円（税込）！


「テキサスキングステーキ」という店舗の
「テキサスビーフライス」というもの。
先ほど高価な値札を見ていますので
タダみたいに感じますぞ。

いつも肉ばっかり食べている人は知りませんが
たまに食べると！元気が出ます！



歩きます。

ナインモール九条のアーケードの入り口の前に
「大阪市電創業の碑」があります。


茨住吉神社を経由して松島遊廓！あ！いや！
大阪ドームのように「売って」いるのじゃなく
自由恋愛の「松島料理組合」料亭街をかすめます。


キララ九条のアーケードを過ぎると
安治川につきあたりました。

安治川沿いをさかのぼってみますが。


左にある川は防潮堤があってなにも見えません。
背伸びしてカメラを放り上げると水面があります。


ん！？


くすんだ町工場か倉庫しかないところに
レンガ造りの古そうな建造物。

集合住宅として利用しているのかな。

見上げるような大きな石碑。


河村瑞賢紀功碑だそうな。
淀川の氾濫の被害を軽減するために
河村瑞賢（1617 ～ 1699）が
水路を掘ったのですね。

安らかに治まってくれということで
「安治川」と命名されたらしい。

ちなみにこの碑の石は
大坂城築城のとき運んでいて落としていたもの？！
落としものの届け出も出されていないのに
よく分かりましたね。



引き返して安治川を渡ります。

階段でもいいのですが
エレベーターで川底に降ります。


歩行者用の
安治川トンネル（安治川河底隧道）をくぐります。


昭和 19 年（1944）竣工らしい。
「肉」も欠乏しているころ！よく造れましたね。



（オーギュスト・エスコフィエ著／大木吉甫訳／）
（エスコフィエの自伝／を読んだのです）
（敬称略）

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