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御所まち 役小角生誕の地 [猫も歩けば棒立ち]

奈良盆地の西の端っこの御所(ごせ)市は
どこが中心地か知りませんが
近鉄御所駅から御所駅(JR)に向かうと
アーケードがあります。
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暗いです。

そんな暗いところに
くるまだけは頻繁に往来しています。
車専用の道かのようです。

この町は大和葛城山なんかに
ハイキングに行くときの通過地点。
ゆっくり訪問したこともありません。

午後遅くですが少し歩いてみます。

アーケードをはずれると
高札場がありました。
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すごい!
町中!古い家だらけです。

この家はなんでしょう?!
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人の出入りがありますが。

ん?!
「モリソン万年筆&カフェ」!?
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万年筆工場ですか!喫茶店ですか。
面白そうですが
今日は時間がないので通り過ぎます。



杉玉があります。
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歴史がありそうな酒蔵ですね。

まぁ!歩いても!歩いても!旧家が現れます。
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異次元の世界!?
時が止まってしまっています。
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映画のセットの中のようです。



方向も分からず進んでいると
葛城川に出ました。

この町は古代より交通の要衝の地。
江戸時代ごろには
「ごせまち」という商都だったようです。

「ごせまち」はこの川を境に
西御所と東御所があったようです。

今歩いてきた町が西御所でしょう。
西御所は!元は環濠集落だったとか。

川を渡って東御所に。
こちらも旧家が軒を並べています。
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境内に松の枝がタコの足のように広がっている
大きな寺院がありました。
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円照寺。
東御所はこの寺を中心にした寺内町でした。



この地は鴨氏(加茂氏・賀茂氏)の
発祥の地だったような。

修験道の開祖らしい
役小角(えんのおづの・他読み方多数)も
加茂氏出身でしたよね。

東御所からさらに東に行けば
吉祥草寺(きっしょうそうじ)!
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なんと役行者の誕生の地だそうな。

うそじゃありません。
「産湯の井戸」がありますぞ。
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「乳牛やすらぎ之碑」もあります。
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役行者が牛乳で育った訳じゃないでしょうけど。

様子のいい大木が!
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妖しげな木とも見えます!すみません。

ムクノキでしょうか。
この木が 5 寸のときに
白竜大神がやってきて宿り
村人の信仰を集めてきたとか。



日が暮れるので帰ります。

元きたように東御所から西御所へと。

よく似た古い家並みの中で
どこをどう帰っているのやら
分からなくなりました。
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もう 1 度朝から訪問しなければなりませんね。
たぶん町の 10 %も見ていないでしょうから。
出直して探検するに値する町ですね。
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