SSブログ

春節祭 in 大阪天王寺 2017 [通天閣が見える]

「あべのハルカス」の下の天王寺公園。
blog41.jpg

今は「てんしば」と名を変えて
「芝生」の公園になっていますが。
芝生をすり切らせて「中国語」だらけ。

通天閣を背に舞台が作られています。
blog42.jpg

「中国春節祭 in 大阪天王寺」(2017/01/27 ~ 29)です。
blog43.jpg

中国では
新暦の 1 月 1 日を元旦
旧暦の 1 月 1 日を春節と呼ぶんだそうな。

そして!
元旦より春節のほうを
にぎやかに祝うのですね。



物品の販売のブースがあります。
blog44.jpg

「さるぼぼ」が売られているというので
見に行くと。
blog45.jpg

奈良町でいう「身代わり猿」の
「さるぼぼ」は
信州や飛騨地方の人が
よく使う単語のような気がしますが
京都などの各地ではまた違う呼称のような。

九州出身者に「さるぼぼ」といえば
ひんしゅくを買うといいますが
九州に行ったことがないのでよく分かりません。

これは「猿」ではありませんね。
今年の干支の「鳥」ですね。



飲食のところは
狭い上に
人の流れをコントロールする人もいないので
怒号が飛ぶほど混雑していましたが。
blog46.jpg

韮饅頭(にらまんじゅう)をいただきます。
300 円。
blog47.jpg

お!?
blog48.jpg

きれいな食べものですね。
「石板煎蚕蛹」だそうな。
日本語でいうと
「蚕(かいこ)の石焼き」ですか。

あんまり
日本のよいこの家(わが家ですぞ)では
登場しない食材ですが。

野中健一著/虫食む人々の暮らし/に
「日本の食用昆虫分布図」がありましたね。

大正 8 年(1919)出版の「食用及薬用昆虫」や
三宅恒方著/食用及薬用昆虫に関する調査/
等をもとに作成したようですが
全国各地で実にさまざまの昆虫を食べています。
55 種類もあるとか。

イナゴ(バッタ類の成虫)は
北海道をのぞく全都府県。

カイコのサナギは 30 都府県に及んでいます。
養蚕地では一般的だったのかも。

日本は昆虫食大国ですね。
いや!「昆虫食大国だった」のですね。



「蚕(かいこ)の石焼き」!
いや「石板煎蚕蛹」1 本。
blog49.jpg

300 円!
香辛料の入った塩を振ってくれました。

外側はエビなどの甲殻類のような食感。
中は柔らかい。
クセというほどのものはありません。



(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理