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元興寺の節分 火渡り行 [南都有情]

節分(2017/02/03)です。
奈良町の世界遺産・元興寺。
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年越しの厄除けの祭事が行われるようですが。
まだですね。
午後からですか。
他の寺院に行ってみませんか。

おなじ世界遺産の東大寺に。
二月堂の舞台から豆まきしていたような。
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だれもいませんね。

ああ!下で豆まきするんですか。
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二月堂で祭事が行われるのかも知れませんが
一般の人に豆をまくのは
三月堂と四月堂の間!
二月堂がちらりと見えるあたりですか。

ここも午後ですか。
それにしても大勢の人が。
なん時間も前から熱心ですね。

また奈良公園をさまよいます。

興福寺です。
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ここも世界遺産ですね。
世界遺産だらけですね。
わが家には太田胃散もないのに。

豆まき用の準備ができているような。
でも!人がいませんが。
「鬼追式」は午後 6 時半!?

全然行事にあたりませんね。



それで元興寺に帰ってきました。

おお!
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大勢の善男善女。
なにをしているのか!全然見えませんが
矢を放ったり!剣を振り回しているようです。

点火されました!
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厄除け・招福祈願の
柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)だそうな。
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炎の中に
不動明王を勧請して!祈願するのだそうな。

おお!見えますぞ!
見えました!
純な心の私には。
紛れもないお不動さまのお姿が!

「よくもまぁ!口の減らない人生」

つぎに火渡り修行だそうな。
あの燃えさかる中を歩いて祈るのですね。
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「大火傷(やけど)をするじゃない!」

滅却心頭火亦涼
(しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし)
ですよ!

「なんのおまじない!?」

晩唐の杜荀鶴(846 ~ 904)の
詩の一部ですがね。
杜荀鶴が
火中に身を投じた訳じゃないのです。

深沢七郎の小説の
「笛吹川」が映画化されてね、、、!

「手短かにね!冗長な説明は嫌い!」

織田信長が恵林寺(えりんじ)を焼くのよね。
熱いよね!中にいると。
その炎に巻かれながら悠然と座って
快川(かいせん)という禅僧が
杜荀鶴のこの詩をいっていたのを
観たことがあります!
映画研究会(?)のころに。

「あなたの研究はエロ・グロ・非合法(?)の」
「映画ばかりじゃなかったの!?」



あれ!?
焚き火を崩して並べ替えてしまいました。
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火がついてないじゃないの!
煙も出ていないような。

つぎつぎに老若男女!
未就学児童さえ素足で渡って行きます。
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「心頭滅却しなくても大丈夫じゃない?!」
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どうなっているのでしょう。
お酒をいただいて落ち着きましょう。
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この後
豆まきが催行されるそうですが。

「鬼の私たちはおいとましましょう」

あ!ここは
「福は内!鬼は内!」ですよ。
福も鬼も内ですよ。
生きとし生けるものはみな
地球号の同乗者ですから。

「たぶん!その意味じゃないとは思うけど」



(敬称略)
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