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住吉・住之江ふたごの公園 桜満開 [わが街・下駄ばきドドンパ]

大阪護国神社(大阪市住之江区)の春。
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桜(ソメイヨシノ)が咲いています。
整列しているように
たくさん植樹されているのに
お花見の人もいませんね。
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雨のせいでしょうか。

神社の横が住之江公園。
広大な園地なのに桜が見えませんが。

北の端の大池の畔に少し咲いていましたが。
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北に接している住吉川河畔の桜のほうが
はでで!きれいじゃないですか。
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雨が降ったり!やんだり。



東に 1km も歩かないところに
住吉公園(大阪市住之江区)があります。

どちらも住之江区ですが。
もっとも!
「すみのえ」というのが
万葉の昔からのこのあたりの呼び名らしい。
「住吉」と書いても「すみのえ」と読んだとか。

近年でも
住吉区から阿倍野区と東住吉区が分かれ
さらに住吉区から住之江区が独立したのですね。

だから
住之江区に住吉公園があったり
阿倍野区に住吉高校があるのです。

住吉公園には桜がいっぱい。
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春雨の 降るは涙か 桜花
  散るを惜しまぬ 人しなければ
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あの人の涙が
春の雨になったのでしょうか。
ま!私はそう思いますけどね。
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雨でも風はなく気温が高い。
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傘をさしてお花見している人が
ランチどきにどんどん増えていきます。
桜花には魔力があるようです。



住吉公園は明治 5 年(1872)
住吉大社の境内の馬場に造った
大阪市で一番歴史のある公園だとか。

そこに南海電車や阪堺電車や国道が通り
ズタズタになったので
代替スペースとして住之江公園を整備したとか。
昭和 5 年(1930)のこと。

住吉公園と住之江公園は
「ひとつの」公園なんですね。

そぼ降る雨の中に立っていると
アメーバの分裂生殖のように
住吉公園からふくれてちぎれていく
住之江公園が見えて、、、!
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帰ろう。
まぼろしに押しつぶされないうちに。



(短歌は古今和歌集にある大伴黒主の歌)
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