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大阪城 なんじゃもんじゃ 2017 [解語の枯れ尾花]

いつもなら地下鉄・谷町線の
谷町四丁目駅や天満橋駅からか
地下鉄・長堀鶴見緑地線の
大阪ビジネスパーク駅からか
JR大阪環状線の大阪城公園駅から
歩いているのですが。

どうでもいいことですが
書いてみるとわずらわしい。
どうしてこう!長ったらしい路線名や
駅名にするのでしょう。
民度や文化が逆行している街なのかも。

今日はJR大阪環状線の森ノ宮駅から
大阪城公園に入ります。
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植木市があります。
小学生の植木屋さん(?)が
おばちゃんに
(たぶん!)“ラズベリー” の栽培を
レクチャーしていました。
なるほど!専門的ですね。
エラいなぁ。

あ!今日は唐突に
“においの森” が気になったのです。
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それで近そうな
こちらからアプローチしています。

よく分かりません。
案内標識もありません。

この金木犀(きんもくせい)のあるあたりが
そうなのでしょうか。
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“におい” を漢字で書けばどうなんでしょう。
“匂い” か “臭い” か!
それによって違うかも。はは。



林床は黄色い花!タンポポだらけ!
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あ?!
これ!セイヨウタンポポじゃないような。
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カンサイタンポポか
セイタカタンポポか知りませんが
セイヨウタンポポじゃないような。

今を去ること 40 年前の
昭和 52 年(1977)発行の
甦れ 小さな生きものたち/サンケイ新聞社編/に
大阪府全域のタンポポ分布調査が書いてあります。
「大阪城」付近に
「カンサイタンポポはなかった」とあります。

どうなんでしょう。
今!周辺はこのタンポポの花盛りですが。

甦(よみがえ)ったのでしょうか。
まだ昔の土壌のままということでしょうか。
大阪城内もコンクリート打設が増えて
アルカリ化が進んでいるように見えますが。



城内はあい変らず韓国語と中国語の渦。

にぎやかな中!
人の手の届きそうなところで
ゆうゆうとエサを探している水鳥もいます。
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生きて行かねばなりませんからね。
生き残るということは大変です。

わ!
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咲いていますね。
“なんじゃもんじゃ” の花。
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天守閣の正面下に 2 本あります。
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昨年はきたのがほんの少し遅くて
見られませんでしたが。(拙ブログ 2016/05/06

関西ではあんまり植樹されていないような。

ふと思いついて手元にあった
園芸大百科事典/講談社/の索引を見たら
“ナンジャモンジャ” があるじゃないですか。
これ!通称ではないんですか。

結果 “ヒトツバタゴ” を指していましたけど。

“一葉” の “タゴ” だから
“ヒトツバタゴ” だとか。
“タゴ” とは “トネリコ” のこと。
“トネリコ” は複葉らしい。

“ヒトツバタゴ” も“ トネリコ” も
本州以北に多く自生しているようなので
関西では珍しい樹木なんですね。
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自生地は湿潤とあります。
よくまぁ!
こんな乾燥した場所で生きていますね。



笹鳴き(!)が聞こえます。
金蔵(きんぞう or かねぐら or かなぐら)の
ほうからです。
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これは城内にふたつあった金蔵のひとつ。

宝暦元年(1751)に改造された
城内でも古い建造物ですが
近年になって巨大な貯水池と
臭いそうな便所と!無骨な陸軍の庁舎とを
接近して取り囲んで造り
粗末に扱っているように見えます。

笹鳴きはその屋根から。

お母さん(お父さんかも)スズメ(雀)が
ご馳走を持って帰ってきました。
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瓦の下で子育てをしています。

大阪市内のスズメは激減しているそうな。
スズメは人間が大好きで
いつも人間の周囲で暮らしていますが
こんな営巣できるところが
減っているのでしょうね。

ドバトの繁殖には適した街には
なっているようですが。

もうすぐ!セイヨウタンポポと
ドバトの天下になってしまいそうです。

そうそう!
どこかに書いてありましたね。
大阪市内にセイヨウタンポポもドバトも
空白の場所が増えたそうな。

ならずものの国から核弾頭が飛んでくる前に
とんでもない光景が出現しそうな!
そんな予感がする春です。

天守閣の上から叫んでみますか!

なんじゃもんじゃぁ~!
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