蹴上浄水場 つつじの季節

山肌がピンク色に明るくなってきました。


京都市東山区の蹴上（けあげ）浄水場。


“つつじ” が 4,600 株あるそうな。


清潔に刈り込まれています。


飲料水を作る施設ですから清潔が一番。
観光客を喜ばせるものはありません。
歌碑はひとつありましたが。


ひとつだけ威容を誇っているレンガ造り。


明治 45 年（1912）建設当時の外観の
第 1 高区配水池。

“つつじ” の植栽のために
山肌を崩している訳じゃありません。
配水池があるのですね。

配水場所によって水圧を変えています。
浄水場あたりにある低区配水池。
その上に高区配水池。
さらに最高区配水池と
それぞれにふたつの配水池がありました。

最高区配水池から
京都市が俯瞰（ふかん）できます。


配水池はコンクリート製でしょうけど
屋根は芝生広場です。


そしてたんぽぽの花がいっぱい。


セイヨウタンポポではありません。
カンサイタンポポに感激。
浄水場内はどこもカンサイタンポポでした。



浄水場施設見学に回ります。


原水は琵琶湖疏水です。


それは想像にかたくないのですが
その他のことは
説明を聞いても「へ～」というだけ
灰色の脳は上の空ですね！すみません。

屋外施設が多いのですが
屋内の薬品貯蔵槽にも「へ～」と拝見。


ん！？
ろ過池。
砂利と砂でろ過しているのですが
使っていると砂に汚れが溜まります。
その汚れを洗浄するんですか！？

砂の表面をかき回して。


ろ過とは逆に！底から水を送って
洗い流していました。


なるほど！
原理的にはあたり前ですが
うまく造られていますなぁ。

飽きもせずながめていましたが。



この施設でできた水と
パンジーの種子と
缶バッジとうちわをもらって帰ります。