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紫雲木 大阪市のジャカランダ 2017 [解語の枯れ尾花]

大阪市営地下鉄中央線の朝潮駅ホーム。
地下鉄ですがこのあたりでは地上!
それも高架線を走っています。

あ!?
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汚れた窓ガラスの向こうの林に青紫色が!
ほんの小さな点にしか見えませんが。

ジャカランダの花?!

視力も動体視力もありませんので
よく見えていませんが
この季節に梢の青い色はそうないでしょう。

八幡屋(やはたや)公園の大阪プールの前。
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やはり「ジャカランダ」でしたね。

この八幡屋公園の西に
大阪市中央体育館があります。
その体育館を埋めて隠して
樹木に覆われた丘を造っています。

頂上の展望台に
渦巻き状の遊歩道がつづいています。
その道にジャカランダが
20 本近く植えられていました。
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でも!咲いている木が少ない。
それに!みんな樹齢が若いですね。



中央線にもどって東へ。
森ノ宮駅で下車。
吉岡里帆の
「あ~~~る」の声に(幻です!)
背を押されて歩けば!
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公団住宅!いや!今は吉岡里帆のいうように
「UR」というのでしたか
その集合住宅の前に青いかたまりが見えます。

ジャカランダは 1 本だけなのに
存在感があります。
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あ!吉岡里帆のポスターがありました。
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参考までに。(なんにも参考にはなりませんか)



梅雨のうっとうしい季節。
父や妹が生まれています。

根性が曲がっているので友人はいませんが
お世話になっている少ない知人の中にも
6、7 月誕生日の人が結構います。

統計学的にはどうか知りませんが
もし!夏に誕生する人が多いのなら
大昔に受胎する季節がはっきりしていて
その名残りかも。

吉岡里帆の顔に重なる
ああ!あの人の誕生日もそうですね。

あの人といっても
丘の上でお弁当を食べる姿を上から見たとして
溝に落ちたバスケットボールに見えたり
待ちぼうけのカマキリに見える
アラフォー(around 40)のおね~さま方では
ありませんからね!念のため。
たまたま!梅雨の季節にお誕生のようですが。

あの人の誕生花をひそかに
ジャカランダにしましょう。
青い花ってすてきじゃないですか。



森ノ宮駅にもどって長堀鶴見緑地線に乗り
鶴見緑地駅から出てみます。

花博記念公園鶴見緑地へ入ります。
たしか「咲くやこのはな館」に
ジャカランダがありましたね。

今年も温室の横で咲いていました。
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大きな木が数本あるのですが
主に咲いているのは 1 本だけ。
大きくなり過ぎたためか
昨年!幹を大胆に切られていました。

向こうに今はただ立っているだけの
立ち入り禁止の「いのちの塔」が見えます。
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いずれ切り倒される運命にあるのでしょうか。

ジャカランダの根元に
「きくらげ」みたいなものがありました。
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おいしそうに見えるのですが。



再び地下鉄に乗ってミナミにやってきました。
用事があるからなのですが
ふと!カメラ撮影が趣味のご老体が
「なんばパークスに青い花があった」と
いっていたことを思い出しました。

用事は後でもいい!(ホントはよくありません)
なんばパークスへ。

なんばパークスは
地層の現れたような
渓谷を表現したような複合施設。

外側を上って行きます。
ジャカランダらしい木はあります。
若木なのか咲いてはいませんが。

あ!渓谷(?)のあちらに青紫色!?
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咲いていましたね!少しだけですが。
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名札もなにもないので
ご老体は名前を知らずに帰っていたのです。



天王寺駅で下車。
なんだか地下鉄の旅をしているみたいです。

ジャカランダといえば一番有名な
一心寺に行かない訳にはいきますまい。

一心寺の八代目市川団十郎の墓標の向こうに
樹齢のある数本が咲いています。
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例年より花数は少ないような気がしますが
でも!みごとな青紫色です。
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近代的な仁王門(山門)と
調和がとれているじゃないですか。



もう!なにがなんでも
思いつくジャカランダを
今日中に全部見ておきましょう。

地下鉄・長居駅の出口の上。
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まぁ!鑑賞しにくい場所ですね。

花をどうするというプランもなく
スペースがあったから植えたという感じ。
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長居植物園のバラ園を斜めに横切れば
私の好きなハマナスの赤い花の向こうに
青い花が揺れています。
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大木で!
周囲に鑑賞に障害のあるようなものが少なく
ここが一番落ち着いて見上げられます。
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長居植物園はアジサイやスイレンの季節。
そちらには芋の子を洗うような人がいますが
ここは見て通り過ぎる人はいても
画架や三脚を立てる人もなく。



紫雲木(しうんぼく)
   季語なき町の 恋やつれ      ほっ



(敬称略)
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