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天神祭のドラゴンボート 寿司食いねぇ [いずれ あやめか かきつばた]

剣先の噴水が上がっています。
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中之島公園の先!通称・山崎ノ鼻。
大川(旧・淀川)がここで
堂島川と土佐堀川に分かれて流れます。

ときどき(計画的かどうか知らんけど)
水が出ています。
ま!むだな仕掛けです。

噴水があるところは天神橋です。
上流の天満橋からながめています。
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天満橋は二重構造の橋で
上の橋が日陰を作ってくれて
川風が途切れることもなく
日本一不快な大阪の夏も涼しく感じます。



今日(2017/07/16)は
はなやかな色の手漕ぎの舟がいっぱい。

「天神祭奉納 2017」
「日本国際ドラゴンボート選手権大会」と
長い文句が書かれたのぼりが
はためいています。

上流の天満橋から
天神橋までの 250m のコースを争っています。
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ごくろうさまです。

水の上は快適なのかな。
私は船酔いするでしょうけど。

細則は知りませんし
まったく興味もありませんが。
涼やかな舟もあれば。
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転覆するほど乗っている舟もあります。
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でも!なかなか転覆しないもんですね。
期待していてすみません。



ここは八軒家浜という港。
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昔!船宿が 8 軒あったそうな。

ここ大坂と京の伏見を結ぶ
三十石船の航路があったのです。

森の石松がその船の中で
「寿司食いねぇ!」
「江戸っ子だってねぇ!」といったとか
いわなかったとか。
浪曲じゃいっていますが。

映画の小道具では
「握り寿司」を写すことが多いそうですが
大坂や京ですから!それはいけません。

押し寿司や
箱寿司が適当なんじゃないんですか。

押し寿司や稲荷寿司じゃ
映画の絵にならないのかも知れませんが。

おなかが空いたので
橋のたもとのコンビニのローソンで
寿司を買ってきました。
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押し寿司も
稲荷ずしも握り寿司もありません。

「ツナサラダ巻き」と
「カニカマ巻き」のセットならありました。
これでは「石松」の映画が死にますな。
これはこれでおししいけど。
298 円(税込)もしましたよ。



しかし!今も船の往来は多いですね。
定期船もあるようですし。

その船の合い間を縫って
レースが催行されています。

水の流れは結構速い。
フライングしないものでしょうか。
「よ~い!どん」の前に動きそうですが。

ああ!
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橋の上からつないでいるんですね。

それを振り切って一目散!
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上でロープを持っている人を
川に引きずり込んででも
無視して走るのでしょうね。



上方落語の「三十石夢の通い路」は
頭のビスがなん本かはずれたふたり組が
京の伏見から乗ります。

伊勢参りの「東の旅」の中の
最後の噺(はなし)です。
ぐるりと旅して
出発点の大坂に帰るのですから!
京から乗ることになります。

中書島(遊廓の島)あたりで
船頭のなじみのお女郎が声をかけてきます。

その中のセリフに
「巻いた寿司もあれば」
「箱の寿司もあるで」
「立って食う寿司もすしすし」
というのがありますが。

昔から
「立ち食い寿司」の
イメージを持っていましたが
「蓼(たで)食う虫も好き好き」
ということわざの
だじゃれ!かぁ!

今!気づいてどうします!

こんなこと
瞬間に気づかないと!
相当!
日本語ができない人と認定されますねぇ。

日本語ができないというより
ただのバカですね。
今ごろ!ひとりで恥ずかしがって!
どうします!?
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