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せともの祭 氷室祭 さぎ草の白澄みぬ [わが街・大阪ブギウギ]

近所に獅子舞いが通っていました。
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山阪神社の夏祭(2017/07/20・21)ですか。

大阪の夏祭りは「あいすみません」
「あい」(愛染堂勝鬘院)の 6 月 30 日に始まり
「すみ」(住吉大社)の 8 月 1 日まで
どこかで騒いでいますが
もう残り1/3になりました。

(大阪市営)地下鉄で本町駅へ。

ん!?
南海電車はあっち!
近鉄電車はこっち!の標識?!
あれ?難波駅で下車していました。

そうとう!やられていますな。
それでなくても人の半分もない脳細胞が。



本町駅を出て地下で直結の
東西に 1,000m つづくビル
「船場センタービル」に。
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「今日の日替わり(定食)!」
「丑の日に先がけてま~す!」

地下 2 階の居酒屋の
「海鮮市場 かつら丸」の
呼び込みのおね~さん。
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「うなぎ」ですか!

ああ!暦の上では暑中
夏の土用に入っているんですね。

そういえば
今月初めに居酒屋 2 軒から
なにか書いて
ラミネートしておくれというので
昨年の「丑の日」のポスターの
日付だけ替えて作成しましたね。
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手の込んだこと!しません。
どうせ!うなぎの頭ぐらいしか
礼としてくれないでしょうから。

大阪のうなぎは頭をつけたまま
タレ焼きするので
味のついた頭が取れるのです。

日替りのうなぎ丼でも食べて
元気を出しますか。
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750 円(税込)。
なぜか!味つけ海苔がついてきましたが。



松尾芭蕉終焉の地。
花屋(屋号です)のあったあたり。
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御堂筋の中ですね。
暑いでしょうなぁ!芭蕉も。

あ!向こう側がいやに明るい!
建てものがない!
南御堂の山門を兼ねたビルがない!?

17 階建ての複合ビルにするんだそうな。
ホテルも入居するようです。
山門の上がホテルですか!

ま!あたり前ですか。
昔から兵隊の宿泊は寺社ですよね。
織田信長は本能寺で亡くなっていますね。



南御堂の西側の坐摩(いかすり)神社で
「大阪 せともの祭」(2017/07/21 ~ 23)が。
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毎年!期せずしてこの祭に遭遇するような。

大阪で最初に勤務した会社の社屋が
このあたりだったので
懐かしくて足が向かうのでしょうと
勘ぐられたりしますが
全然!
思い出なんか!よくても悪くても
馬に蹴られて飛んで行け!という心境。

時代の軋轢(あつれき)や
先の戦争に翻弄(ほんろう)されて
多くの神社がこの境内に越してきています。
「火防陶器(ひぶせとうき)神社」もそう。
その神社の祭なんでしょう。

坐摩神社の御神花が「さぎそう」です。
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それでたくさんの鉢が展示されていますが
もう季節は過ぎて
花の数は少ないのですが白いことは白い。

 鷺草の 残り少なく 白澄みぬ  波郷



破損した茶わんの供養。
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壊れた茶わんを供養し
祈願した新しい茶わんと交換もしています。

今年奉納される陶器人形。
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等身大はありそうです。

昨年は小さなタイルを 3 片もらいましたね。
今年も運試しに抽選のガラガラを回せば
やっぱりタイル。
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なにかのサンプルかも。
ばらして文鎮代わりにしましょうか。



南に行けば難波神社。
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稲荷社文楽座(1811 ~ 1871)跡の
碑があります。
「文楽」の名はこの座からきているそうな。

難波神社の夏祭(2017/07/20・21)は
「氷室(ひむろ)祭」と呼ばれています。

祭事は
仁徳天皇の故事までさかのぼっていますが
この暑さ!この地に氷室は無理でしょう。

あ!仁徳帝の時代には寒かったのかも。
小さい氷河期だったのかも。
今は地球温暖化が進んでいる時代。

余談ですが
私は永久に温度が上がりつづけることは
ないと思うのですが。

極地の氷が解けてしまえば
海流の循環が変わり
氷河期に向かうというシロート考え。

500 年くらいの単位で考えれば
案ずることもないですよ。

奉納された氷柱。
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奉納されたときには
どのくらいだったものか知りませんが。

かち割り氷の
振る舞いがあると聞いたのですが
催事は日が暮れて行われるようで
森閑とした境内には暑苦しい蝉時雨と
真夏の日差しだけ。

どこか涼しいところで眠りたい。
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