SSブログ

東灘芦屋大橋 灘の夏飲み [みんなで歩けばこわくない]

暑い。
年中色気づいている!あ!もとい!
恋をしている私ですが
暑くて少し休みたくなります。

芦屋川を下ります。

が!どこを歩いているのやら
風景と記憶が重ならないのですが。

「初めての道じゃないでしょ!?」

そうなんですが。
大阪にきたときから
すぐに歩いている道なんですが。
もう 10 回くらいここを通っているような。
このブログにも数回書いているのでは。

「あ!なんて読むの?!」
blog41.jpg

「?塚橋」ですか。
“?” は “夜+鳥”
「ぬえ」ですね。
「ぬえづかばし」ですね。

川沿いの芦屋公園のこの橋近くに
「ぬえづか」があるのです。
blog42.jpg

源頼政(1104 ~ 1180)が御所に出た
“ぬえ” を退治して
バラバラに切りきざみ
鴨川に流したという史実(?)が
源頼政は当然!源氏でしょうけど
平家物語に記述してあるのでは。



“ぬえ” は特異な “キメラ” では。
生物の複合体?!
平家物語では
頭部が猿!胴体が狸!
手足が虎!しっぽが蛇かな。

1 匹流したのに
あちこちに漂着しています。

「どうして?」

「それが怪物のあさましさ。

しかもバラバラにしたはずなのに
ちゃんと 1 匹になって。

「なんで?」

「“ぬえ” だからですよ。

まだあるんです。

各地の “ぬえ” は
頭が猫だったり
胴体が鳥だったり
しっぽが狐だったり
いろいろディテールを変えています。

「だから!どうして?」

「オラにいわれても!
「遺伝子のいたずらでしょう。

「あ!思い出しました!

“ぬえ” を見たことがあります。
骨格だけですが。(拙ブログ 2016/08/27
頭部が日本猿?背骨が狸?
手足が猫?しっぽが蛇?の“ぬえ”でしたが。



芦屋川の川尻!汽水域です。
blog43.jpg

あさりを採りにこようと思いつつ
その春先には忘れていますね。

阪神高速湾岸線の東灘芦屋大橋かな。
blog44.jpg

「前回はこのまま
「運河沿いを東に進みましたよね。

「私!初めてだって!芦屋は」

そうでした?!
西宮神社の “十日戎” に
行きませんでしたか。(拙ブログ 2015/01/12

周囲には美しいアラフォー(around 40)の
おね~さまばかりですので
頭の中!錯乱しています。



「東灘芦屋大橋を渡ります。

「ええ!?」

「え!じゃありません。
「あなたのような
「水もしたたるいい女には橋が似合うのです。

「ロンドン橋!こわれて落ちた!
「こわれて落ちた!こわれて落ちた!
「ロンドン橋!こわれて落ちた!
「わがうるわしき女(ひと)!ですぞ。

最後の行「My fair lady」を
どう訳せばいいのか分かりませんがね。
これはハリウェル童謡集の歌ですが
オーピーの童謡辞典では
「With a gay lady」だそうです。

「なんか縁起の悪そうな歌!」

いつ落ちるかと考えていたら
涼しくなりそうで!いいのでは。

お~!橋の上はやっぱり涼しい。
blog45.jpg

先ほど歩いた芦屋川が眼下に。
向こうに六甲山が連なっています。



橋を渡った人工島の東洋ナッツ食品で
先の春にはアーモンドのお花見を
しましたよね。(拙ブログ 2017/03/20

「私!行ってないって」

ん?!
美しい人はだれだれでしたやら。
うるわしい人妻ばかりでしたかも。

独身はひとり
それなりの顔の
私に怖くあたる
(すぐ注射をしてやるといいます)
還暦(近い?)看護師の
おばさんはいましたが
他はにわかに思い出せません。

暑さにやられています。
深江駅から阪神電車に乗りましょうか。

でも!
「このまま帰るには早いですね。
「灘の酒の冷や飲みに行きませんか。

「大丈夫?!」



ちょっとだけ電車に乗って住吉駅下車。

陸橋を越えれば「白鶴」だぁ!
blog46.jpg

資料館の展示の見学はそこそこにして。
blog47.jpg

試飲です。
blog48.jpg

つぎ「菊正宗」に行きますよ。

展示品はそこそこ見学して。
blog49.jpg

試飲です。
blog50.jpg

「浜福鶴」です。
工場見学はできますが!しません。
なん度もきていますから。
おね~さんだけどうぞ。

試飲です。
blog51.jpg

1 カップに 10cc くらいの試飲ですが
もう 100cc 以上飲んでいますよね。
酒に弱いので(ホントーです)
ほろ酔いです。

有料試飲しませんか。
blog52.jpg

私は「空蔵(くぞう)」の 300 円セットを。
blog53.jpg

阪神淡路大震災のとき蔵がなくなり
空が広がっていたそうな。

そこから新たに造り始めた酒。
だから「空蔵」だそうな。

ふたつは原料米が違います。
岡山県産の雄町(おまち)と兵庫県産の山田錦。

日ごろ!まして暑いときには
日本酒を飲みませんが
夏の冷や飲みもいいですね。

すぐに酔っ払って
記憶は完全に飛んでしまっています。



(平野敬一著/マザー・グースの唄/参照)
(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理